綾瀬はるか、水着でプール撮影の日々「部活みたい」

2022/05/25 20:55 配信

映画 会見

映画「はい、泳げません」公開直前イベントより撮影:山田健史

俳優の綾瀬はるかが5月25日、都内にて開催された映画「はい、泳げません」公開直前イベントに、長谷川博己渡辺謙作監督と共に出席。水着で行ったプール撮影の日々を「部活みたい」と振り返る一幕があった。

「はい、泳げません」とは


原作はノンフィクション作家、高橋秀実の同名著書。長谷川が演じるのは、大学で哲学を教える小鳥遊雄司。水に顔をつけることも怖く、水を避けてきた雄司だが、ひょんなことから水泳教室へ通うことに。そのプールの受付で強引に入会を勧めたのが、綾瀬演じる水泳コーチ・薄原静香だった。カタブツで泳げない男と、不器用で泳ぐことしかできない女による、希望と再生の物語が描かれる。

綾瀬と長谷川は、綾瀬主演の大河ドラマ「八重の桜」(2013年、NHK総合ほか)にて夫婦役で共演。映画では本作が初共演となる。


部活の延長で


撮影のほとんどがプールで行われたという同作。綾瀬は「スタッフ皆さん水着でキャップを被っていて、全員が水中でやっていたのでちょっと部活みたいな感じがしていました。部活の延長で映画ができたようで楽しかったです」と撮影を振り返った。

「学生以来水泳をやっていなかった」という綾瀬は、水泳コーチという役柄のためにクロールだけに集中してプロらしく泳げる訓練に取り組んだという。綾瀬に水泳指導を行ったコーチの「クロールだけでいい」という言葉を受けてのものだったが、渡辺監督は急きょ「4種目撮りたくなった」そう。

映画「はい、泳げません」公開直前イベントより撮影:山田健史