――高橋:最後は“まだととのってないこと”ということで。「いつか映画を撮りたい」ということですが。映画、撮りたいですか。
藤村:やっぱりさ…アカデミー賞とか獲ると一気に変わるじゃない?
――高橋:そんなとこ狙ってる(笑)。
藤村:これも、獲れそうなんです。カンヌかアカデミー。
――高橋:映画は絶対撮れると思うんですよ。面白いの撮りはると思うんですけど…アカデミー?
藤村:最初から(アカデミー賞を)狙ってるヤツっていないと思うんだよ。俺、撮りたいテーマなんてないんだから。社会に問いたいこととかないんだから(笑)。アカデミー賞獲りたいんだから。
――高橋:賞が欲しい。ちやほやされたい(笑)。
藤村:(笑)。これはわりと目標がはっきりしてるから。俺、近いと思うよ。
――高橋:構想はあるんですか。
藤村:あるある。もちろんここでは話せないよ?こっちは本気で狙ってんだから。いくらととのったって言えないよ(笑)。
――高橋:大泉洋さんは出られるんですか?
藤村:主役じゃないけど、彼には一番最初に出てほしい。怪獣映画を撮りたいと思っていて。一番最初に怪獣に食われる役が大泉さん(笑)。最初の人ってだいたいすぐ食われちゃうじゃない?そこを、大泉くんに粘ってもらいたいね(笑)。
◇
サウナトーク終了後、藤村Dの印象を「めちゃくちゃ面白い方でした」と語った高橋。「もしかしたらカンヌも獲るんじゃないかと思ってしまいました。言葉にするって大事だなと思いました」と、あふれるバイタリティにしみじみ感じ入っていた。