「またライトセーバーを持つことができた」ユアン・マクレガー&ヘイデン・クリステンセン「スター・ウォーズ」シリーズ最新作に感無量

2022/05/27 14:02 配信

ドラマ

「スター・ウォーズ・セレブレーション」よりユアン・マクレガー&ヘイデン・クリステンセン  (C)2022 Lucasfilm Ltd.

アメリカのロサンゼルスで「スター・ウォーズ」ファン最大のイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」が開催され、オビ=ワン役であり製作総指揮のユアン・マクレガー、ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセン、尋問官リーヴァ役のモーゼス・イングラム、尋問官役のルパート・フレンド、デボラ・チョウ監督、そしてルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディら豪華キャスト陣が集結。ユアンとヘイデンは、5月27日(金)よりDisney+独占で日米同時配信されるオリジナルドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」について語った。

オリジナルドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」


「スター・ウォーズ」シリーズを代表するキャラクターであるダース・ベイダーとオビ=ワン・ケノービが「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」でみせた歴史的対決のその後を描くオリジナルドラマシリーズ。

ユアン&ヘイデンは17年ぶりの出演に感無量


17年ぶりにシリーズに帰還したユアンとヘイデンが登壇すると、会場のボルテージは最高潮に。17年ぶりに役を演じた心境について、ユアンは「オビ=ワン・ケノービを再び演じるのは、とても特別な体験でした。それに素晴らしい共演者たちと一緒に演じることができたのです」と語り、ヘイデンは「(大きな拍手に対し)どうもありがとう。『スター・ウォーズ』に戻ってこられて、本当に素敵でした。そして僕は、また皆さんのいるこの場所に来ることができたのです。またライトセーバーを持つことができました。こういう体験は他にありません。どうもありがとう」と感謝を述べた。

そして今回は映画ではなくドラマシリーズで描く「オビ=ワン・ケノービ」についてユアンは「僕らがよく知っていて、愛しているオビ=ワン・ケノービを新しい所に連れていくのはとても楽しかったです。新三部作で僕は、賢くて落ち着いた男を演じましたが、本作では彼を映画とは違うところに連れていったのです。暗くて、壊れているところへ。それは簡単なことではありませんでした」と、オビ=ワンの知られざる姿が描かれることを語った。

デボラ・チョウ監督「すごくエキサイティング」


そして完璧な「スター・ウォーズ」としてファンから絶賛される「マンダロリアン」の監督も務めたデボラ・チョウは、オビ=ワンを主人公にした物語を描いたことについて「すごくエキサイティングです。本作は『エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の間という興味深い時代を舞台にしています。『オーダー66』の後で、混沌としている時期。ジェダイにとって、とても暗い時代ですが、それが話を興味深くするのです。そんな状況に置かれたこれらのキャラクターたちについての新しいストーリーを語らせていただけたのは、とても光栄でした」とコメントした。

オビ=ワンとアナキンのこれまでを振り返る特別映像も

そしてイベント直前には、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの出会いから決別までを振り返る特別映像が全世界で解禁された。

オビ=ワンがシリーズに初めて登場したのは「新たなる希望」。ジェダイ・マスターとしてルークを育てたオビ=ワンだが、邪悪なシスの暗黒卿ダース・ベイダーに殺されてしまうという悲劇が描かれた。

再びオビ=ワンが登場したのは、「新たなる希望」より前の時代を描いた「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」。オビ=ワンはアナキンと師弟関係を築いていくが、次第にアナキンは自分を認めてくれないオビ=ワンに対し反抗的な態度を取るようになっていく。そしてアナキンはジェダイの掟を破り、パドメ・アミダラと結婚し、愛するパドメを失うかもしれないという恐怖やジェダイへの不信感などから、「シスの復讐」でダース・ベイダーと化した。

そしてオビ=ワンとアナキンは、流れる溶岩の上でライトセーバーの死闘を繰り広げることに。苦痛の表情を見せるアナキンに対し、オビ=ワンの「弟だと思っていた!選ばれし者だった!」という台詞が印象深い。

そんな出来事から10年後。新作ドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」では、ジェダイを抹殺し銀河を支配しようとするダース・ベイダー、まだ幼いルーク・スカイウォーカー、ルークを陰で見守りながらもダース・ベイダーら帝国軍から追い詰められていくオビ=ワン・ケノービの3人を中心に、「シスの復讐」から「新たなる希望」までの空白期間が明らかになる。