――2022年に入ってから、今回で4作目になります。作品が続いていることに対して、どう感じていますか?
すごくありがたいなと思うのと同時に、短い期間で役を理解して演じなきゃいけないという責任感も感じています。次の作品に入るまでに時間があると一から作り上げることができますが、すぐとなると撮影と作り込む期間が重なるので難しくなるんです。しかし、それだけ自分を奮い立たせることもできるので、そういう経験をさせていただけることをありがたいなと思っています。
――役と向き合う際にしていることはありますか?
身近な人に本読みを手伝ってもらったりしていますね。自分1人でブツブツ言うのと、人と掛け合うのとでは全然違うので、なるべくリアリティーを持たせてから現場に入るようにしています。
――最後に『理想ノカレシ』の注目ポイントはどこだと思いますか?
1番はオリジナル脚本というところだと思います。誰もどうなるのか展開を知らないので、ご覧になる方もまっさらな気持ちで楽しめますよね。それから、台本を読んでいて、ワクワクする夢の世界の中にちゃんと現実感があって、バランスが絶妙だなと感じたので、大人の方も楽しめるドラマになっているのではないかと思います。
――ご自分でも葵の今後が分からないのは楽しみですか?
楽しみです。もしかしたら演じていく中で私が抱いていた葵のキャラクターが変わっていくこともあるかもしれないので、自分でも楽しみにしています!
取材・文=及川静
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)