<SKE48>小室哲哉プロデュースの新公演がスタート! 青海ひな乃「私たちの目標はSKE48の“入り口”をつくること」

2022/05/29 13:54 配信

アイドル

SKE48 チームS「愛を君に、愛を僕に」公演が初日を迎えた(写真は昼公演)(C)2022 Zest, Inc.

5月28日、SKE48 チームSが名古屋・栄にあるSKE48劇場で新公演「愛を君に、愛を僕に」の初日を迎えた。初日は昼夜2公演が行われ、夜公演に出演したメンバーは公演後の囲み取材に登壇。新公演初日を終えた心境を語った。

2021年10月のSKE48 13周年記念イベントで制作決定がアナウンスされていた同公演は、2011年の「ラムネの飲み方」公演以来、約11年ぶりとなるSKE48のオリジナル公演。プロデューサーは小室哲哉が務め、一部楽曲の作詞・作曲には木根尚登も参加。さらに、振り付けは牧野アンナ氏やCRE8BOYが担当した。

11年ぶりの新公演に臨むチームSメンバーは、開演前に幕の降りたステージから円陣の声を客席まで響かせるほど気合十分。客席の期待も高まる中overtureが流れると、新公演は公演タイトルにもなっている「愛を君に、愛を僕に」からスタート。16人のメンバーは力強い歌声で新公演の幕開けを飾り、客席のファンもペンライトをチームSカラーのオレンジにそろえて新公演の幕開けを祝福した。

続く2曲目の「LIVE MASTER」はハイテンポなアイドルソングで、メンバーはかわいらしい振り付けと息がピッタリと合ったパフォーマンスを披露。クールなダンスナンバーの「旅立てジャック」では、まさに“踊り狂う”という表現がふさわしい、迫力あるダンスを見せた。

その後、波を表現した振り付けが印象的な「SURFな最近」を歌い終えると、ステージはメンバーの自己紹介MCに。チームSリーダーの松本慈子は「大好きなメンバーと、そして、やっとファンの皆さまにこの新公演を見せられる喜びと。いろんな感情が合わさって、最高に楽しいです」「今日は私たちチームSが皆さんのことを最高に盛り上げますので、私たちについて来てください!」と初日を迎えた喜びと意気込みを語った。

全員の自己紹介が終わるとユニットパートに移り、「恋せよ乙女 エクスプロージョン!」を歌う大谷悠妃(※夜公演は石塚美月)と杉山歩南が登場。大きなハートとリボンがあしらわれた、水色とピンクを基調としたパステルカラーの衣装を着た2人は、ポップな楽曲をとびきりキュートに披露してみせた。

そんな2人が作った“カワイイ”余韻を、青海ひな乃の伸びやかなソロから始まる「流星」(青海、赤堀君江、松本)が凛とした雰囲気に一変させると、ユニットパートは聞き手を励ますようなチャーミングなメッセージソング「嵐からの隠れ場所」(石黒友月[※夜公演は鬼頭未来]、井上瑠夏坂本真凛仲村和泉)へと続く。

さらに「Fly me to the universe」では、荒野姫楓(※夜公演は都築里佳)、北川愛乃野村実代竹内ななみがジャケットをベースにしたスタイリッシュな衣装で登場。壮大で幻想的な世界観を醸し出した。

また、上村亜柚香中坂美祐平野百菜は「恋するつぼみ」を披露。グリーンをベースにそれぞれピンク(平野)、イエロー(中坂)、ブルー(上村)が配色されたかわいらしいチェック柄の衣装に身を包み、表情豊かなパフォーマンスで客席を魅了した。

全5曲のユニットパートが終わり、再び全員でのパフォーマンスとなると、メンバーはCA風の衣装で再びステージ上へ。大人っぽい雰囲気が漂う「小悪魔ブルーベリー」、ラテンの空気が感じられる情熱的なナンバーの「LOVE RENOVATION」を歌い上げた。

すると、今度は制服衣装に着替えて16人は「青春Growing」を披露。大きな円形のフォーメーションがくるくる回っていく楽しげなダンスで客席を盛り上げ、本編最後の楽曲「ともだち」では、かなわなかった恋への未練を切なく表現した。

アンコールでは、勢いの良いコミカルな振り付けがクセになる「リとマ」、夢に向かう気持ちを力強く表現した「頼りは翼だけだ」を続けて歌唱。

そして、最後は秘めていた夢のいとおしさや慈しみを歌った「マイ・ドリーム」をしっとりと歌い上げ、SKE48 11年ぶりのオリジナル新公演の幕を下ろした。

SKE48 チームS「愛を君に、愛を僕に」公演は、同公演に対する自信と覚悟、本気度を示す新たな試みとして6月11日(土)に「#SKE48全額返金保証公演」を実施。また、6月8日(水)に発売されるの同公演のアルバムより、サビに小室がコーラス参加している「愛を君に、愛を僕に」「SURFな最近」「頼りは翼だけだ」の3曲が先行配信されている。