濱田岳“東堂”、うつろな表情と葛藤の涙に視聴者衝撃「演技とは思えない…」<マイファミリー>

2022/05/30 12:40 配信

ドラマ レビュー

罪を告白する濱田岳“東堂”。表情はうつろで…「マイファミリー」第8話より (C)TBS

二宮和也が主演を務める日曜劇場「マイファミリー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)。5月29日に放送された第8話では、温人(二宮)たちの友人・藤堂(濱田岳)が誘拐事件の真相を語る展開。30分に及ぶ告白や、その後に続く真犯人との交渉シーンで圧巻の演技を見せ、視聴者を驚かせた。(以下、ネタバレがあります)

犯人は東堂!事件の真相を告白


“ノンストップ・ファミリーエンターテインメント”と銘打たれた同作。脚本は「グランメゾン東京」(2019年)、「危険なビーナス」(2020年)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年)など数々のTBSドラマを手掛けた黒岩勉氏が担当し、ディズニープラスで世界配信もされる。

警察の力を借りることなく、まな娘・友果(大島美優)の誘拐事件を解決した鳴沢温人(二宮)。さらに、その時協力してくれた大学時代の友人・三輪碧(賀来賢人)の娘・優月(山崎莉里那)が誘拐されると、それも警察の力を借りずに無事保護。しかしその後、今度は温人と家族ぐるみの付き合いのあるNEXホールディングス社長の阿久津晃(松本幸四郎)の娘が誘拐された。

7話ラストで、温人に問いただされ「俺が誘拐した」と告白した東堂。続く第8話では、前半30分かけて東堂が友果と優月の誘拐事件の真相を打ち明けた。

悲痛の決断「実咲ちゃんと交換してくれ」


初めは自分の娘・東堂心春(野澤しおり)誘拐事件の手がかりを見つけるため模倣犯として友果の誘拐事件を起こし、その後、心春を誘拐した真犯人に操られ優月の誘拐事件を起こしたという東堂。

うつろな表情で淡々と経緯を語る姿には、友人とその家族を苦しめた罪悪感、そして、そこまでしてでも娘・心春を救いたかった切実な親心がにじむ。