——演じた尚紀のような、彼女を母親扱いして、身の回りのことはすべてお任せの男性についてはどう思いますか?
僕はラジオを聴きながら家事をするのがすごく好きなので、尚紀には共感できなかったですね。それにうちの家族は父が在宅で仕事をしていて、母親が外で働いていたので、家事はほとんど父親がやっていたんです。だから、家事を女の人にすべて任せるという考え方が昔からなく、自分も結婚したら率先してやると思います。あと、分担できたらいいなって。母親はあまり料理好きではなかったから(笑)、その分、得意な掃除をやったり。それぞれの得意なこと、好きなことをやる。こんな夫婦が理想だなって、両親を見ていて思います。
——結婚願望はありますか?
結婚に対してはすごく憧れがあるので、いつかはしたいなと思ってます。尚紀が一度プロポーズを考えていた回想シーンでは、部屋をキラキラに飾り付けて、料理も用意して…。セットを見ながら、僕もこれぐらい気合いの入ったプロポーズができる男になりたいと思いました(笑)。そういえば、以前、海外の野球場でカメラに抜かれた観客がプロポーズするという動画を見て、素敵だなと思ったことも。自分も思い出に残るプロポーズがしたいです。でも、ドラマの8話(5/26放送)で、深見(浅香航大)がゆうちゃんに気づかれずに指輪をはめている場面があったんですけど、そういうサラッとしたのもいいなと思って。知らないうちに指輪がついてるなんて、絶対ドキドキしますよね(笑)。
——現在、ドラマは9話まで放送済み。ラストに向けて、ますます盛り上がりをみせていますね。
最後、ゆうちゃんは幸せになるために何を選択するのか…。ラストはドラマオリジナルのエンディングを迎えるので、楽しみにしていてください。あと、最終回前の第11話(6/16放送)では、これまで自分のことしか考えていなかった尚紀が人のために動く。成長した尚紀の姿が見られるのでそこも注目していただきたいです。
——それでは最後に、今後の目標を教えてください。
「花嫁未満エスケープ」ではメインキャストとして出演し、メインで演じることの楽しさを感じたので、もっともっと多くの作品で主軸になりたいなと思いました。今回、恋愛ドラマに出演するという夢が叶ったので、次は時代劇に挑戦したい。大河ドラマに出るのも夢です。あとは昔からラジオが好きで、今もオードリーさんや霜降り明星さん、マヂカルラブリーさんなど、お笑い芸人さんの番組をよく聴いているのですが、いつか自分もラジオのパーソナリティをやりたい。大好きな「オールナイトニッポン」で自分の番組を持って、番組タイトルを叫んだあとに、テーマ曲の「Bittersweet Samba」がかかったら…! 役者以外の大きな目標ですね。
なかがわ・だいすけ=1998年1月5日生まれ、東京都出身。B型。「仮面ライダーゼロワン」(2019~2020年テレビ朝日系)に仮面ライダー迅役で出演。出演映画「極主夫道 ザ・シネマ」が現在公開中。特技は絵を描くこと、模型製作