眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月~木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の第9回が5月30日に放送された。マサ(眞栄田)に会うと悪態をつく元ヤンのOL・沙和(白石聖)が新登場。彼女の本音を知った佳奈花(加藤柚凪)が嫉妬し、愛らしさあふれる展開となった。(以下、ネタバレがあります)
“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。
原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・マサと、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花が織りなすハートフルコメディーが展開する。
遠縁にあたる佳奈花の仮の父親役として3カ月の試用期間中のマサ。佳奈花には母親が必要と先走ったおばちゃん(宮崎美子)がマサの代わりに婚活を始めることに。そんな中、第9話ではマサに会うと悪態をついてばかりの元ヤンOL・沙和がマサの店にやってきた。
マサの婚活と聞いて、「そんなの嫌」と思いつつ、「これって愛なのかな?」と戸惑う佳奈花。そんな時に現れた沙和の表の言動と、心の中の本音に驚く。
言葉ではマサに悪態をつくものの、内心はマサが大好きで仕方ない沙和。佳奈花の不思議な能力によって、それがすべて分かってしまう面白さに、クスっと笑える。
そして沙和の思いは、佳奈花を触発。「私はマサのお嫁さんになるの!」と言うが、マサの親友・勇介(前田旺志郎)や店の客たちは、父親と娘の定番発言だととりあわない。
すると、佳奈花は「マサは、私の“ちゅべて”!」と叫んだ。“すべて”と言いたいところをかんでしまった佳奈花だが、かわい過ぎる宣言だった。
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