――今年の1月クールに放送されていたテレビ東京系ドラマ・絶狼シリーズ「絶狼―DRAGON BLOOD」ではヒロインのアリスを演じていましたけど、今回の映像はドラマが終わった後に撮影したんですか?
はい! グリーンバックを見た時は懐かしかったです。「あっ、私、飛ばされるんだな」って思いましたけど(笑)。
シーンを想像しながらの演技は「絶狼」で鍛えられたので、その経験を生かすことができたかなと思っています。
――自分なりの演技プランはありましたか?
絵コンテがあって、最初にお手本を見せていただいたのでとても参考になりました。私は、まだギリギリ高校生(18歳)なので(笑)、役作りは特にしなかったです。学校にいる時や友達と遊んでいる時の私のままでいいかなと。自分の素に近い感じですね。
――普段、リスク回避について考えることは?
道を渡る時は必ず横断歩道を見つけて歩くようにしています。手を挙げて自分の存在をアピールすることも忘れません(笑)。
――では、あらためてスペシャルムービーの見どころを。
オールブラックスの皆さんが、東京の至る所で起こる危機から私たちを助けてくれます。
この映像を見たら安全に対する意識が増すと思うので、ぜひチェックしてみてください!
――先ほど「ギリギリ高校生」というワードが飛び出しましたけど(笑)、現在高校3年生ですよね。最後の高校生活をどう過ごしたいですか?
とにかく、友達と遊び尽くしたい! ディズニーランドに行こうとか、卒業旅行の行く先を決めたり、その時に着る洋服を探したり…。みんなといろいろなことを計画している時間がすごく楽しいんです。
――友達と何かを決める時に自分の意見を主張するタイプですか?
ものすごく仲がいいグループだったら、結構わがままに行きたいところを主張します(笑)。
――みんなを引っ張っていく感じ?
いえ、リーダーシップを発揮するような性格ではありません。意見がまとまらない時は、誰かに任せてしまうタイプです(笑)。
――芸能界での目標は?
もともと女優をやりたいという気持ちがあったので、お芝居を続けられたらと思います。「絶狼」に参加して、さらにその思いが強くなりました。
――「絶狼」に出演したことが、いい経験になったんですね。
みんなで一つのものを作るというチームワークの大切さを学びました。それと、シーンのつながりの大切さ。どうしても撮影する順番はバラバラになってしまうので、表情や感情の出し方に苦労します。
作品を見た時に「今のカットと、さっきのカットは別の日に撮ったんだな」って思われないように、お芝居のつながりを意識して演じることを心掛けていきたいです。
――日頃からお芝居に関して勉強していることは?
事務所の方から、小説をたくさん読みなさいと言われました。自分だったらこのせりふをどう言うのかを考えながら読むことが大事だと。今は、いろんな本を読んで研究しています。
――自分の中でイメージする理想の女優像は?
映画やドラマを見ている人たちに「これ、青島心ちゃんだよね」って思われてしまう演技じゃなくて、しっかりとそのキャラクターとして見てもらえるようなお芝居をしたいです。私が憧れている戸田恵梨香さんは、作品ごとに全然違う人に見えるところがすごいんですよ。
いつになるかは分からないですけど、作品を見た人から役名で呼ばれるような女優さんになりたいと思います。
取材・文=月山武桜
月山武桜
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