桜庭ななみ、芝居に対する意識の変化「もっともっと演じるということを大切にしたいと思うように」<インタビュー>

2022/06/02 07:30 配信

ドラマ 独占

――「ダブル」がスタートする6月は梅雨の時期。天気も気持ちもすっきりしない季節がやってきますが、どうやって過ごしますか? 

私は雨の日が大嫌いで、特に梅雨の時期は1年の中でも一番嫌いなんです。だから、ずっと引きこもっています。最近、Switchという楽しいものを見つけたので、私も「春ゆきてレトロチカ」を楽しみたいと思います!

――うまい(笑)。ここ数年はコロナ禍で家にいることも多かったと思いますが、家にいる時の過ごし方に変化はありましたか?

家で過ごす時間が多くなったので部屋の中をきれいにするために思い切って整理整頓をして、自分がゆっくりくつろげる空間を作りました。掃除をよくするようになりましたし、今もきれいな状態をキープできています。

――どちらかというと、物を捨てられないタイプだったんですか?

思い出の物は結構取っておいたんですけどきりがないので、1年間使っていないものは捨てるというルールを決めました。でも、学校の制服を捨てる時はちょっと悲しかったです(笑)。

――これまで出演した作品の台本は?

台本だけは捨てられなくて、まだ残っています。見返すことはないんですけど(笑)。

――ゆっくりくつろげる空間をキープしているというお話でしたが、一日の中でリラックスできる時間は?

部屋を薄暗くして、アロマキャンドルを焚きながらバラエティー番組を見たり、お昼寝したりしているとリラックスできます。

――アロマキャンドルは、どんな匂いが好きですか?

キャンドルを買う時に名前を見ないから全然覚えられなくて…。一つだけお店の方に説明していただいて覚えているのはジャスミン。すごくウッドな匂いや甘過ぎる匂いはちょっと違うなと思っていて、私はさっぱりとした匂いが好きです。

それと、ディプティックの「ベ」の香り! これは覚えているので使っています。他にも好きな香りがあるんですけど名前が分からない(笑)。定番だと言われている香りなのでお店に行けば分かると思います。

――あと数カ月で30歳になりますが、年齢を重ねてきて変わってきたなと感じることはありますか?

自分ではどこが変わってきたのか分からないですけど、イクラやウニ、レバーを食べられるようになりました。

――舌が大人になったんですね?

いろいろな作品に出演してキャンペーンなどで全国を回ったりした中で、北海道に行った時に食べたイクラがものすごくおいしかったんです。それから好きになりました。

カフェラテも砂糖なしで飲めるように。味覚は少しだけ大人になったのかも(笑)。

――20代が終わろうとしている今の心境は?

30歳になるまでそんなに時間がないので、ちょっとハラハラしています。20代でやれることをちゃんとできたのかも分からないですし、やり残したことがあるような気がして…(笑)。

――10代の時に思い描いていた20代とはギャップがあったということですか?

10代の時は30歳の手前ぐらいになったら結構大人で、やりたいことも自分の中でしっかり固まっているのかなと思っていたんです。でも、全然そんなことはなくて、いろいろやりたいことがある一方でやっていないこともたくさんあるのかなと。ものすごくかけ離れているなと感じています。30歳になったら、30代だからこそできることをいろいろ見つけて楽しみたいと思っています。

◆取材・文=月山武桜

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