A.B.C-Zの戸塚祥太主演の舞台「フォーティンブラス」が、6月3日(金)より9日(木)まで東京・自由劇場、その後、大阪、愛知で上演される。6月2日にそのフォトコール及び取材会が自由劇場にて開催され、主演の戸塚をはじめ、共演の内博貴、能條愛未、矢島舞美、演出の中屋敷法仁が登壇した。
フォーティンブラスとはシェークスピアの代表作「ハムレット」の長い物語の中でたった2回だけ登場する脇役のノルウェーの王子の名。本作はそのフォーティンブラスを演じる俳優にスポットを当て、1990年に横内謙介が書き下ろしたもの。
2021年夏の公演に引き続き、フォーティンブラス役を演じる大部屋俳優・羽沢武年を戸塚が、対立するハムレット役を演じる傍若無人の大スター・黒沢正美を内が演じる。
今作にかける意気込みを聞かれた戸塚は「稽古中に中屋敷さんから“いっそう小物感が出てる”とおほめの言葉をいただいたので(笑)、これに磨きをかけてさらに内の演じるスターとの差を出せればいいかなと思っております」と、自身の演じる“脇役” 俳優に絡めたコメントで笑わせた。
内も「今の時代ではありえないような(暴君の)役をやらせていただいて。実際はそんなことはありません。実際はすごく温和です(笑)」と自身の演じる役柄にかけて返答。戸塚と息の合ったところを見せた。
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