関智一、仲村宗悟、岩崎諒太が“愛して止まないマンガ”を紹介　冴羽リョウにあこがれていた関のお茶目なエピソードを告白＜声優と夜あそび＞

声優の関智一と仲村宗悟が出演する「声優と夜あそび 金」(毎週月～金曜夜10:00-11:30、ABEMAアニメLIVEチャンネル)、5月27日放送の #6では、岩崎諒太をゲストに迎え、「コミステ！byコミックシーモア」とのコラボレーション企画「関×仲村×岩崎の愛して止まないマンガ2選」に加えて、岩崎と仲村の関への理解力を検証した「俺が教えてやる！関智一の理解度クイズ」を行った。

関の事務所の後輩で、関主催の劇団「劇団ヘロヘロQカムパニー」の劇団員でもある岩崎がゲストとして登場するが、なぜか肝心な関は不在で、不思議がりながら最近、共演が増えたという仲村とともにふたりでトークをくり広げていると、突如、“天の声”として、関ならぬ“ぜきさん”が現れ、「ヘロヘロQカムパニーは、自分のおかげでもっている」「アクロスを引っ張っていくのは、自分だと思っている」などのぶっ込み質問タイムがスタートする。

ふたりがタジタジになるなか、「今、めっちゃ売れてんなって思った瞬間を教えてください」では、「1万円のTシャツを買えた時」と答えた仲村に、「答えがぬるいので不正解です。エグいやつお願いします〜」とさらに追いこむ。

その後、満足そうな笑顔の関がスタジオに戻り、ふたりからツッコミが殺到し、笑いに包まれながら、オープニングを迎えた。

「関×仲村×岩崎の愛して止まないマンガ2選」

番組内では、電子コミック・電子書籍配信サイト「コミックシーモア」のYouTubeチャンネル「コミステ！byコミックシーモア」とのコラボ企画「関×仲村×岩崎の愛して止まないマンガ2選」と題し、3人のおすすめマンガをふたつ紹介してもらった。

まずは岩崎が、小学生の頃に衝撃を受けたという「地獄先生ぬ〜べ〜」と、オタクのおもしろさがつめこまれているという「腐女子のつづ井さん」を紹介する。

腐女子あるある、オタクあるあるなど、オタク女子の日常を描いた「腐女子のつづ井さん」について、「キャラクターたちが、本当に楽しそうなんですよ。心が元気になります」「(つづ井さんの)妄想力がすごいんですよね。感心するというか、自分もその妄想力、欲しいと思うんですよ」と魅力を語る岩崎に、関も「ポジティブな妄想で切りぬけるって、僕もよくやっているんですよ。そういう意味では、アニメとか想像する世界に、人生、救われているなって思うんですよね」とオタクを全力で楽しむつづ井さんに共感する。

そして関は、「最新のマンガじゃないです。でも、みんなに思い出してもらいたい」と話し、「シティーハンター」と「仮面ライダーSPIRITS」を挙げ、2作の魅力を改めて紹介する。

「シティーハンター」の主人公の冴羽リョウにあこがれていたという関は、「冴羽リョウの、もう存在感がかっこいんです。ふだんカッコ悪いのに、いざというときにカッコよくなる」と熱弁し、また、あこがれすぎて「生活のなかで、冴羽リョウみたいなことをしたい」と思っていたことを明かす。冴羽リョウが寝ている際、敵におそわれそうになるも、実は起きていたというシーンを挙げ、「若い頃、彼女とかに、寝ないで実は起きてたよってことをしたくて、がんばって、目を開けているんだけど、気がつくと朝になっちゃってるの。一回もできたことないの」とお茶目なエピソードを告白した。

仲村は、自身にとっての“人生の教本”だと語る「ベルセルク」と、熱いストーリーに挑戦心をかき立てられるというサッカーマンガ「ブルーロック」を紹介する。

「ベルセルク」では、心をふるわされたというグリフィスの名セリフ「生まれてしまったから、仕方なく、ただ生きる。そんな生き方、俺には耐えられない」を披露し、「意識して、1秒1秒、生きていないじゃないですか。そんな、なあなあに生きることが“俺には耐えられない”って言い切ることの強さ。この人、カッケェな、ついていきたいなって思わせるキャラクターで、僕もこんなふうになりたいなと」と熱弁する。さらに、この作品に出会った小中学生当時、病弱で友達もいなかったという仲村を変えたのがグリフィスのセリフだと明かし、「俺に必要な言葉はこれだ！って思いました」「このセリフは、僕にとって宝物です」との思いに、スタジオは熱い空気に包まれた。