アニメ「サマータイムレンダ」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか、TOKYO MXほか)の第8話「メメント」が6月2日に放送。潮の“影”もループしていることが判明し、驚く慎平。そんな2人を襲撃した澪の“影”からあふれ出た思いが視聴者の感情も揺さぶった。(以下、ネタバレがあります)
同作は漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)にて2021年まで連載され、累計閲覧数1億3000万回を獲得した田中靖規による同名漫画が原作。主人公が幼なじみの死をきっかけに、生まれ故郷である和歌山県の離島・日都ヶ島に伝わる謎の存在“影”と死闘を繰り広げ、真相を解き明かしていく。
主人公・網代慎平の声を花江夏樹、海難事故で命を落としてしまう慎平の幼なじみ・小舟潮を永瀬アンナ、潮の妹・澪を白砂沙帆、慎平が島に向かう船の中で出会った女性・南方ひづるを日笠陽子、猟師・根津を浦山迅が務める。
TOKYO MX、BS11、カンテレ、九州朝日放送、アニマックス、J:テレでの放送の他、ディズニープラスにて見放題独占配信中だ。
第8話は、一周目の7月22日に現れる澪の“影”を倒すべく、ひづると根津が見守るなか小舟家へと戻った慎平。しかし、そこにまだいるはずのない潮の“影”が現われた。潮の“影”は慎平と同様に24日の夏祭りからループしてきていたのだった。
前話の小早川一家との激しい戦闘シーンはかなりの見応えがあった。今回の前半は、潮の登場に驚く慎平の変顔を含むコミカルさがクスリと笑えた。
慎平がカレーを作っていると現れた潮の“影”。澪たちにバレて異なる展開にならないように、心を落ち着かせようとカレーの手順を俯瞰で考える慎平。そして、密かに潮の“影”を自分の部屋へと移動させた。
生前と同じカレーを待ちわびるクセを見せる潮に動揺するも、ひづるに「影の姿と言葉に心を動かすな」と言われていた慎平は、忍ばせていたナイフで殺す機会を伺う。だが、“影”ながら夏祭りの時に助けてくれたこと、さらには生前の潮に対する甘酸っぱい思いがよみがえるのだった。
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