稲垣吾郎「監督と心で通じ合っているような感覚でいました」主演映画「窓辺にて」11月公開

2022/06/06 05:00 配信

映画 速報

稲垣吾郎コメント「撮影期間は監督と言葉よりも心で通じ合っているような感覚でいた」


今泉監督作品のファンでしたので、今回ご一緒させていただきとてもうれしかったです。僕自身、主人公の茂巳というキャラクターに共感するところもあり、撮影期間は監督と言葉よりも心で通じ合っているような感覚でいました。

目に映らないものや漂う空気感をとても大切にされている今泉監督。早く皆さんに見ていただきたい美しい作品になったと思います。

今泉力哉監督コメント「この映画の主人公が稲垣さんで本当に良かった」


「稲垣さんと映画をつくりませんか」というお話を頂き、長年温めていた「万人からは理解されないかもしれない、とある感情」についての映画をつくろうと思い、脚本を書き進めました。きっと稲垣さんなら、この主人公の中に渦巻く複雑な心を体現してくれるのではないかと思ったからです。

出来上がった映画を今、目の前にして「あぁ、この映画の主人公が稲垣さんで本当に良かったな」と思っています。美しくて、寂しくて、温かくて。2018年の「東京国際映画祭」で「半世界」と「愛がなんだ」が同じコンペティション部門にノミネートされた出会いから、さまざまな人々との巡り合いを通して、この映画が生まれたことをとてもうれしく思っています。「窓辺にて」楽しんでいただければ幸いです。

「窓辺にて」ストーリー


フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者である妻・紗衣が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に自分の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。

ある日、とある文学賞の授賞式で出会った女子高校生作家・久保留亜の受賞作「ラ・フランス」の内容に引かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ねる。

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