映画「極主夫道 ザ・シネマ」の公開記念舞台あいさつが6月4日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、玉木宏、川口春奈、古川雄大、玉城ティナ、松本まりか、安達祐実、くっきー！(野生爆弾)が登壇。
本作は、おおのこうすけ原作の同名漫画を実写化した作品で、2020年に放送された連続ドラマ「極主夫道」(日本テレビ系)を映画化。裏社会に数々の伝説を残した最凶の極道として“不死身の龍(たつ)”の異名を持つ男・龍(玉木)が、専業主夫として主夫の大変さやトラブル、悩みを解決する姿をコミカルに描いている。
龍役の玉木、龍の妻でデザイナーの美久役の川口、警察官・酒井タツキ役の古川、喫茶店の店員・大前ゆかり役の玉城はドラマ版に続いて映画版も続投。元レディース総長・虎春(こはる)役の松本、保育園の園長・白石役の安達、そしてくっきー！は映画版から登場する新キャラとなる。
松本は「皆さん、おはようございます。今日は久々に龍と奥さんに会えるということで、広島からギロッポンへ、ピンクのサラシを巻いて来させていただきました。今日は“カチコミ”に来た気分でいますので、皆様、どうぞよろしくお願いします」と役になりきってあいさつ。
役作りについて聞かれると、「元レディースの総長の方とお話をさせていただきました。レディースの総長のパブリックイメージみたいなのがあるじゃないですか。実際、本当のところはどうなのかな？って、実態を知りたいなって思ったんです。たとえば、ヤンキー座りとか、どのくらいのテンションで『オラー！』って怒号をやられるのか。イメージとリアルの差を聞かせてもらいました」と返答した。
安達は「最初から最後までみんなでワーワーギャーギャー言ってる映画です(笑)。なかなか発散することが難しい今のご時世なので、ちょっとでもこの映画で発散していただけたらと思っています」とコメント。
そして、「キレて怒鳴ってるシーンがたくさんあって、朝一の撮影からブチ切れてる感じだったので、近所迷惑にならないか気になりました(笑)。どちらかというと、皆さんがワーワー言ってるのを1回の私の怒鳴りで止めるというのが多かったので、喉を心配しつつ、全力で、でも楽しくやらせていただきました」と撮影時を振り返った。
役作りについては、「監督の仰せの通りに『ここでキレてください』って言われればキレますし、でも子供のことを思う先生なので、本当の部分の優しさは大事にしながら、面白いシーンになれば良いなと心掛けながら演じました」と語った。