たかはし智秋＆上坂すみれ、明坂聡美の人生を深掘り「この世界じゃなかったら死んでいるだろうな」＜声優と夜あそび＞

声優のたかはし智秋と上坂すみれが出演する「声優と夜あそび 火」(毎週月～金曜夜10:00-11:30、ABEMAアニメLIVEチャンネル)、5日間、毎日、ゲストが登場する“声優と夜あそびSPゲストウィーク”2日目となる、5月31日放送の #7では、明坂聡美をゲストに迎え、明坂の人生をひも解く「明坂ママの麗しプロフィール」や、誇張したあざとい後輩になりきって演じる「なりきり！あざと後輩チャレンジ！」を行った。

“夜あそび”初登場の明坂は、上坂が10代の頃からのつきあいだったり、たかはしとは、さまざまな作品で共演していたりと、MC陣とゆかりが深いということで、出会った頃をふり返りつつ、さっそく、明坂が大好きだというバラの香りがするシャンパンでうるわしく乾杯し、軽快なトークとともに番組がスタートした。

「明坂ママの麗しプロフィール」

明坂を深掘りする「明坂ママの麗しプロフィール」では、事前アンケートの答えを見ながら、中学生で芸能界入りした明坂のこれまでの人生や、これからについて語ってもらった。

子供の頃について、「タンスから飛び降り左腕骨折して幼稚園入園」とおてんばな幼少期を明かしたり、13歳でアイドルデビューのきっかけについて、元々、漫画家の征海未亜先生のファンで、先生が担当する「東京ミュウミュウ」のイベントアイドルオーディションに応募したことを語ったりと、当時の写真とともに、明坂の半生をふり返っていく。

また、アイドルから声優の道へ進んだきっかけについては、「中3の時にお偉いさんの前にキッズが集められ、どこに進みたいか希望を言ってみてと言われたので、小学生の頃からの夢だった声優になりたいと言った」と答えた明坂は、大人と大勢の子供たちが見守るなか、ひとり夢を語ったと言い「埼玉からわざわざ出てきて、話せって言われて、言わないのは損だって思ったから」との話に、上坂は「その状況で“はい！声優になりたいです”って言えるって、やはり…」「すごいよぉぉぉ、先輩！」とその度胸に感心する。当時、事務所に声優の千葉紗子が所属していたことも後押しになったと言い「すごいレジェンドで、千葉紗子さんと『しゅごキャラ！』(2007～2010年、テレビ東京ほか)ってアニメで一緒になれたのがうれしかった」と、あこがれの先輩との思い出を語った。

さらに、新人時代と変わったことはという話題では、「“明坂さんの出てる作品、子供の頃、見てました！”っていう世代が現れた。ずっと環境が変わらず、気持ちも若いままなのに、若くないんだと頭を殴られたようだった」とショックを受けたことを明かし、その明坂にたかはしが「こっちまでくると、ご乱心もなくなるわよ。あと10年くらい経ってくると、大きな気持ちで“あら、そう〜かわいいわね〜”ってなってくるから」と達観した意見に、スタジオは笑いに包まれた。

その後も、MCふたりへのイメージや、お酒の失敗談、理想の結婚相手が語られ、「いちばんうれしかったこと」という質問では、声優という仕事への愛を告白し、幼少期からアニメが大好きで、レジェンドな先輩たちと共演できたことがいちばんの喜びだと語った明坂は、「ずっと好きです。この世界じゃなかったら、死んでいるだろうなと思います」と話し、上坂は「天職にめぐり会えたんですね」とうなずいていた。