麗子は何かを隠している村人から証言が取れないなか、診療所の医師・高瀬(東根作寿英)に裁判での証言をお願いしたのだが、突然亡くなってしまった。何かを言いたがっていると感じた麗子の思いは真犯人に邪魔をされてしまった形だ。
ラスト、翌日の裁判員裁判を前に麗子に料理を振る舞う篠田。そして、「あの夜から僕は透明人間になった」と思いを打ち明ける。そして「栄治(生田斗真)と麗子ちゃんだけが僕を見つけてくれた」、「僕は麗子ちゃんのおかげで逃げるのをやめることができた」と感謝した。
それを静かに聞いていた麗子だが、「さっきからなにごちゃごちゃ言ってるの？ この勝負、絶対に勝つわよ！」と力強く告げた。
漁村に到着したばかりの冒頭でも「この勝負、勝ったも同然」とすでに言い切っていた麗子。これまでも“勝ち”にこだわってきているのだが、この頼もしい言葉にワクワクした。視聴者からも「グッときた」「パワー全開の麗子がいいね」「心強い」といった感想が続々と上がった。
閉鎖的な村での事件は、怪しい人物だらけ。そこから麗子が“嘘と本当”を見極める。次回、6月13日(月)放送の第10回では、麗子が裁判員裁判に挑む。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
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