『Clubhouse』到来から1年…“落ちこぼれ”お笑い芸人が“音声配信アプリ”で光明を見出した理由

2022/06/08 12:00 配信

芸能一般 インタビュー 独占

兵頭てつ兄※ザテレビジョン撮影

昨年1月に彗星の如く現れブームとなった音声SNS『Clubhouse』。招待制SNSとしては日本では、mixi(株式会社ミクシィ)以来の盛り上がりを見せ、多くの著名人もこぞってアカウントを開設した。あれから1年以上が過ぎ、最盛期と比べるとClubhouseのことを耳にする機会は減ったが、ふと覗いてみると1人の無名に等しいお笑い芸人・兵頭てつ兄(34)が頭角を表していた。「僕はClubhouse芸人として活躍して、テレビやラジオに出る売れっ子芸人になりたい」と語る元高校球児でドラフト候補生だったという過去を持つ男は、昨年まで、コンビ解散と絵に描いたような落ちこぼれ芸人の道を歩いていたが、いかに光明を見出したのか?このほどザテレビジョン編集部は、兵頭に独占インタビューを行った。

兵頭は愛媛県の野球名門である松山商業出身。硬式から軟式に転向後は、147キロの左腕で全国大会ベスト4に進出。社会人野球で硬式に復帰し、一時は校内外のスカウトから注目されていたほどの男は、持ち前のバイタリティーで、キリンビールの営業マンとして西日本1位の業績を残した。「お笑いが好きだった」と言う男が夢を追い求めたのは27歳の時。ようやくコンビを組めるまでになったが、相方とは、長くは続かずに解散。意を決して上京した直後、新型コロナウイルスが世界的に蔓延し、劇場に立つというお笑い芸人にとっての日常が奪われた時に出会ったのが『Clubhouse』だったと言う。