宝塚歌劇団の同期である明日海と望海は、劇中で共に歌うシーンも。明日海は「『これで大丈夫だろうか? 自分らしくいれているだろうか?』と演じる上での兼ね合いを難しく感じることもあるのですが、望海とのシーンは意識しすぎず自然体で入れた気がします」とコメント。望海も「音楽学校に戻ったような気持ちでできました」と心境を明かした。
また、男役だった望海は、「ハンドバッグってどうやって持つんだろうって…。些細なことが分からなくなってしまうことが多かったりしました」と稽古中のエピソードを披露。「でもお二人とも宝塚出身の方との共演経験が多いので、こちらが自然といることができる空気を作ってくださっていました」と井上と浦井に感謝しているようだった。
そんな望海のコメントを踏まえて「元宝塚歌劇団の役者と共演するときに気を付けていること」を問われた井上は「在団中には表に出せなかったエピソードを聞くこと」と回答。これには浦井も「何も話せないじゃん!」とすかさず突っ込み、報道陣の笑いを誘っていた。
そして最近は司会としても活躍している井上は、「今、ここの会見の司会もしたいくらい(笑)。皆さんにも(スケジュールで)ご迷惑をおかけしながら稽古をしていましたが、どちらも頑張ることが充実につながるかなと。いつでも司会ができるポテンシャルではいます!」とミュージカルと司会業、両方への意欲を見せ、会場を沸かせていた。
ミュージカル「ガイズ&ドールズ」は帝国劇場にて6月9日(木)から7月9日(木)まで、博多座で7月16日(土)から29日(金)まで上演される。