中川翔子「生きてきた証を残したい」20周年で発売した写真集への思い明かす

2022/06/12 17:38 配信

グラビア 会見

中川翔子が写真集「ミラクルミライ」発売記念イベントを開催撮影:田中隆信

中川翔子が写真集「ミラクルミライ」(講談社)の発売記念イベントを、6月12日に都内で開催。イベント前に囲み取材に応じ、今回の写真集への思いを語った。

YouTubeの水着動画が1200万回を超える「大バズり」


写真集発売のきっかけとなったのは、2021年に自身のYouTubeチャンネルにアップした水着の動画だった。「“恥ずかしい”と思いながら、ノリで投稿した動画をたくさんの方に見ていただけて、1200万回を超える大バズり! それがきっかけで写真集の発売、そして20周年を迎えられていると思うと感謝しかありません。たくさんの奇跡が起こりました。ありがとうございます!」と喜びと感謝を伝えた。

そして、「“人様にお見せできるような体じゃないよ”って、マネージャーさんとずっと押し問答していましたが、長い人生で考えたら、今が一番若いし、これまでの最先端の結晶が今なんだなって思ったら、生きてきた証を残したいという気持ちになりました」と発売を決意した心境を告白。

「あと、女性は30代になると、『もう◯歳だし』とか言われたり見られたりしがちなんですけど、それが歯がゆくて、『年齢なんて関係ないよ』『遅いなんてないよ』って、そういうことをぶち壊す写真集にしたいなと思いました。なので、男子はもちろん、女性にもダイエットとか美容とかのモチベーションのお供にしてもらえるような写真集にしたいと思いました」と、女性にも見てもらいたいという思いも語った。

中川翔子写真集「ミラクルミライ」より(C)中村和孝/講談社


「デビュー当時の体重まで絞るぞ!」と決意


写真集の撮影に向けて、ボディーメークにも力を入れたという。「これまでずっと努力が苦手で、諦めてしまってた部分がありました。でも、写真集が決まったので、合計8キロ、“デビュー当時の体重まで絞るぞ!”っていう決意をさせていただきました。腹筋用のローラーをトランクに入れてずっと持っていました。写真集の撮影の合間にもやっていて、“しんどいことが楽しいぞ”という不思議なゾーンにも入りました(笑)」と振り返った。

撮影場所は沖縄。「若かりし日にDVDやグラビアを沖縄で撮らせていただいたことがあったんですけど、30代になってから水着の撮影で来るのはすごく新しい衝撃がありました。初日のバスローブを脱ぐまでは、恥ずかしかったり、“大丈夫かな?”っていうドキドキがあったんですけど、これまでずっと“呪いの雨女”だったのが、この日は20周年を祝福してくれるような感じですごく晴れていたので、思い切り水着になることができました(笑)」と笑顔を見せた。

中川翔子写真集「ミラクルミライ」より(C)中村和孝/講談社


表紙は江頭2:50、中山秀征ら先輩にLINEでアンケート


お気に入りのカットは、カラフルなレインボーカラーの水着の写真を挙げた。

「もう一つの表紙候補でした。どっちを表紙にするのかすごく迷いましたね。江頭2:50さんとか中山秀征さんとか、先輩方にLINEでアンケートを取ったりもしました。いつもの私だったらしない表情だと思います。これは最終日に撮ったので、“もうすぐ終わっちゃう。寂しい。でも楽しかった!”って、これからの未来が楽しみだなって気持ちで撮った写真です。アンケートだと、昭和生まれの男子はこっちを支持してくれる人が多かったです(笑)」と、表紙候補だった写真を“お気に入り”として紹介した。

「点数をつけるとすると?」という質問には、「これまでだったら、“私なんて、そんな…”って自虐的にネガティブを自分から呼び出して、ザリガニのように“ガッ!”と下がっちゃっていたと思うんですけど、自己肯定感の低さをやめようと20周年で思ったので、100億点です!」と高得点を付け、「ちょっと言い過ぎですけど(笑)、“あぁ、良かった!”って悔いのない作品ですし、これからの自分にとっても“このスタイルを保とう”って思えるモチベーションとして手元に置いておきたいなって思っています」と理由を説明した。

◆取材・文=田中隆信

中川翔子撮影:田中隆信

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