『マイファミリー』最終回は世界トレンド1位 真犯人“じゃなかった”人たちに「ごめん」の声続々

2022/06/13 13:47 配信

ドラマ レビュー

「マイファミリー」最終話より(C)TBS

二宮和也が主演を務める日曜劇場「マイファミリー」(TBS系)の最終話が6月12日に放送された。真犯人とその動機が明かされる怒涛の展開に、Twitterでは「#マイファミリー」がトレンド世界一になるほど話題沸騰。平均世帯視聴率も自己最高の16.4%を記録した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。その一方で、真犯人ではなかった登場人物たちに視聴者から「疑ってごめんね」の声が相次いだ。(以下、ネタバレがあります)

ついに連続誘拐事件が解決!


“ノンストップ・ファミリーエンターテインメント”と銘打たれた同作。脚本は「グランメゾン東京」(2019年)、「危険なビーナス」(2020年)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年)など数々のTBSドラマを手掛けた黒岩勉氏が担当し、ディズニープラスで世界配信もされる。

温人(二宮)の娘・友果(大島美優)と三輪碧(賀来賢人)の娘・優月(山崎莉里那)の誘拐は東堂(濱田岳)の犯行だったことが判明し、最終回の焦点は、阿久津晃(松本幸四郎)の娘・実咲(凛美)と5年前に発生した東堂の娘・心春(野澤しおり)の誘拐事件を企てた真犯人は誰か、という点だった。

温人は刑事の葛城(玉木宏)と協力し、裏の裏をかいて真犯人が吉乃(富澤たけし)であることを突き止めた。監禁されていた未知留(多部未華子)と東堂も無事保護され、吉乃の自供により5年前の心春ちゃん誘拐事件の真相も判明。すべての事件が終結した。


怪しかった登場人物は…


最終章に突入したあたりから視聴者の間では真犯人考察がヒートアップ。さまざまな人物に疑いの目が向けられてきた。

東堂とともに誘拐事件の実行犯となった鈴間亜矢(藤間爽子)の証拠隠滅をかばうような動きを見せた香菜子(高橋メアリージュン)。終盤、警察も使って執拗に温人を追い詰めた阿久津。9話ラストで未知留のもとにタブレットを受け取りに来た刑事・梅木(那須雄登)。終盤、葛城を捜査本部から追い出し温人を真犯人に仕立て上げようと息まいた日下部管理官(迫田孝也)。吉乃が罪をかぶせようとした東堂の元妻・亜希(珠城りょう)。そして、温人の身辺をうろつき意味ありげな動きを見せていた刑事・葛城。我が子を「心春ちゃん」と呼ぶ東堂にも最後まで疑いの声が上がっていた。

真犯人は吉乃(富澤たけし)だった「マイファミリー」最終話より (C)TBS