6月19日(日)に東京ドームにて開催され、その全16試合をABEMA PPV ONLINE LIVEにて完全生中継される「THE MATCH 2022」が、ABEMA内格闘チャンネルにて6月9日に特別番組「天心・武尊リモート生出演!『THE MATCH 2022』3大新情報解禁SP!」を生放送した。
「THE MATCH 2022」は、2022年格闘界史上最注目の興行で、格闘ファンのみならず、日本中から対戦を熱望された那須川天心選手と武尊選手の夢の対決に加えて、各団体から格闘ファン注目の選手たちが集い、この日限りのドリームマッチがくり広げられる。
今回、放送された特別番組では、開催まであと10日と迫った「THE MATCH 2022」の新たな情報の発表に加え、大会のメインの那須川選手と武尊選手もリモート生出演し、まもなく迎える世紀の一戦にあたっての、現在の心境を語った。
那須川選手と武尊選手がそれぞれリモートにて生出演し、まず武尊選手が登場し、現在の心境について、「いよいよなんで、追い込みもあと数日で終わるし、ラストスパート、という感じです。今も、減量で汗出しやってきて、帰ってきている途中です」と話すと、仕上がりについては「やれることをやってきてるんで、あとは減量をして、体調を整えて、最後やり切るだけかな」と自身を表す。番組内にて行った国民投票にて、武尊選手が優勢であることを伝えると、「うれしいですね」と声をあげつつ、「試合は試合で勝って、みんなの期待を勝って証明したいです」と答えた。
また、魔裟斗から現在の体重を問われると、「練習が終わって、汗出しをして、体重は62キロちょっと切れるくらいまで落としました」と順調な様子を見せ、サウスポー対策として、サウスポーと数えられないくらいのスパーリングを行ってきたことも明かし、来る決戦に向けて、気合十分な様子を見せていた。
続いて、那須川選手もリモート生出演し、現在の心境として「なんも考えることなくというか、自分たちのチームを信じて、チーム天心を信じて、しっかりと戦うだけかなと思います。やることはやったんで、あとはしっかりと調整するだけですね」と話す。武尊選手同様、仕上がりについて聞かれると「いつもよりぜんぜん仕上がってますし、本当に勝っても負けても、僕の場合は(キックボクシングが)最後なんで、全部を出してというか、自分の命を懸けて挑んでるって感じですよね」とコメントした。
さらに、現在のトレーニング状況としては「フィジカルトレーニングは、一切、してなくて、格闘技の動きというより、動物的な意識で練習してる感じですね」と話すと、「試合になってみないとわからないところはあるんですが、本当に自分の23年生きてきたものをすべてぶつけるだけだと思いますし、これを見て、みんなが納得する内容、それしか目指してやってないんで、必ずKOして倒そうと思ってるんで、注目して楽しんでください」とプレッシャーをはねのけるかのように答えた。最後に、ファンに向けては「自分を全部出し切るんで、自分の人生最後の日を見届けてください」と呼びかけた。
なお、格闘技を子どもたちにも楽しんでもらいたい、という願いのもと、那須川選手と武尊選手の両選手が自腹で200名の子どもたちを会場に招待することが明かされた。
たがいに意識するものの、実現しない世紀の一戦と言われていた日本格闘技界史上最強の一戦、その注目の大会当日の試合順は、天心選手の実弟の那須川龍心選手と、同世代のK-1ファイターの大久保琉唯選手のオープニングマッチから大会がスタートし、スピード感のある軽量級から、一撃の重さが響く重量級まで、圧巻のラインナップがそろった。
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