犀原茜というキャラクター自体に(ドラマの主人公となる)可能性はあると思ってはいました。ただ、「僕はお仕事頂けるのかしら?」と思っていました(笑)。
(台本を読んで)犀原茜の生い立ちや、今まで描かれてこなかった彼女の背景を知り、血も涙もないような彼女のキャラクター性に奥行きが出ていて、面白かったです。
村井はただもう、犀原茜に忠義を尽くすキャラクターです。姉さん(犀原)とは長年連れ添っていますからね。かゆいところに手が届く、顧客満足度というか、“サイハラ満足度”の高いカスタマーサービスをやらせていただいております(笑)。
ドラマとして新しい形の、アウトロー的な極悪エンターテインメントになっていると思うので、楽しんでいただけたらと思います。
9年前、映画「闇金ウシジマくん Part2」のラスト、ウシジマ(山田孝之)とマサル(菅田将暉)の決着シーンを撮影していた時点で、映画の重要なキャラクター・犀原茜を演じる女優はまだ決まっていませんでした。
山田くんと菅田くんの撮影の合間に、ロケ場所の近くで立ったままオーディションしたのが、まだ新人だった高橋メアリージュン。そこから一気に人気キャラとなった犀原茜がトップタイトルの作品をいよいよ送り出すことができて感無量です。
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