放送中のドラマ「ナンバMG5」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)で難破家の愛犬・松を演じる柴犬・豆三郎が、クランクアップを迎えた。“ヤンキー犬”を演じきった豆三郎へ、主演の間宮祥太朗が巨大なおやつをプレゼントし、キャスト・スタッフ皆が大きな拍手と共に、豆三郎との別れを惜しむという温かいクランクアップとなった。
小沢としおの「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(秋田書店)を映像化した本作は、筋金入りのヤンキー一家、難破家の次男・剛(間宮)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学する高校“逆”デビュー物語。
豆三郎が演じた難破家の愛犬・松は、剛を“アニキ”と慕うアツいヤンキー犬。剛が二重生活を送っていることに家族でいち早く気がついたのは松であり、最初はショックを受けたものの、剛の葛藤をそばで見守ってきたバディ的な存在でもある。
第1話から、その愛らしい表情や、真剣に走ったりほえたりする名演技に、「かわい過ぎる!」「松を見るためにドラマを見る!」といった声がSNSを中心に続出。さらに、松の声を津田健次郎が担当していることも大きな話題となった。
クランクアップの日は、剛のツレ(友人)・伍代直樹(神尾楓珠)の自宅でのシーンの撮影だった。伍代の高級マンションにある白い革張りのソファにて最後のカットを撮り終えると、スタッフから「難破松役の豆三郎さん、オールアップです!」と掛け声が。間宮や神尾、そしてスタッフから一斉に大きな拍手が送られ、間宮が「豆!豆!」と呼び掛け、大きな骨形のガムをプレゼント。クンクン…とその匂いを確認しつつも「?」と、微妙な表情を浮かべた豆三郎にスタッフは大爆笑する。その後、スタッフからの「一言どーぞ!」のリクエストに、豆三郎は、しっかりと「ワン!ワン!ワン!」とお礼のコメントを述べた。
実は、少々“ビビり”な性格だという豆三郎は、撮影が始まった当初はおとなしかったが、次第にキャスト・スタッフに慣れていき、難破家の一員としての役を見事に演じきった。
本作の最終話(第10話)は6月22日(水)に放送。最終回目前の6月15日放送、第9話では、2年半続けてきた剛の二重生活がついに崩壊してしまう――。
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