hideさんはもちろんですけど、僕はX時代からYOSHIKIさんのこともすごく好きなので、(hideの)1番近くでたくさんの時間をともにしたYOSHIKIさんからこのようなお言葉をいただけて感無量ですね…。嬉しいです。
今回(大好きな)hideさんにまつわる作品かつ、裕士さんに焦点を当てた作品ということで、ありがたい思いと同時に、しっかりと自分なりに意志を持って描いていきたいと思いました。
(責任も重大だったのではないかと声をかけられると)僕以上に、hideさん役を演じたJUON君の勇気というのもすごくあったと思うんです。
(hideの共同プロデューサー I.N.A.役を演じた塚本高史の存在は)役者としてはもちろんなんですが、これだけhideさんを愛して、崇拝しているからこそ、衣装にしてもギターにしても、細かいところに高史くんの意見があって、極力、忠実にというところに向かって行けたのは、高史くんの存在の大きさを感じています。
(hideにまつわる思い出や想いを聞かれ)ファン想いな人だったと思います。それから、弟でパーソナルマネージャーである裕士に厳しいんだけど、そこにも愛があって、憎めないユーモアのある方で、だから今もファンの方はhideさんが生きがいになっているんだなと思いました。
(hideが生前、よく通っていたバーについて)彼との縁もそうなんですけど、その空間で過ごした時間というのもhideさんをすごく感じることがあって、今、客席を見ても海外のファンの方がいらっしゃるように、海外からそのお店に来るファンの方がいたりして、hideさんがたくさんの人に愛されていたことを感じました。
横須賀にあるお墓に、クランクインする前に今回やらせていただくことをご報告させていただきましたが、そこでより身の引き締まる想いになりました。
(初対面を果たした原作の著者・松本裕士に対して)なかなかお会いする機会がなくて、僕は裕士さんの原作本を読んで自分なりに準備をして、台本をいただいて、監督に支えていただき、いろんな役者さんとともにこの撮影を歩み抜くことができました。自分で言うことじゃないんですけど…。
この役を演じるのはすごく難しくて、複雑で、当時、裕士さんが抱かれたつらさとか、そういうことを考えれば考えるほど“これでいいのかな”とか不安になったりしました。自分なりに裕士さんが当時感じていた思いをどこまで描けるかわからないけど、とにかく丁寧に演じたいという思いで演じさせていただいたので、今日お会いできたことはもちろんですが、このようなお言葉をかけていただけて、本当にこの作品に巡り会えてよかったなと思っています。
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