「仮面ライダーアマゾンズ」シーズン2が、Amazon プライム・ビデオで見放題独占配信中。全13話で構成され、6月30日(金)まで毎週金曜日に新エピソードを1話ずつ配信する。
舞台はシーズン1から5年たった世界。アマゾンに育てられた少年・千翼(ちひろ)/仮面ライダーアマゾンネオと、アマゾンに殺され生体兵器として戦う少女・イユ/カラスアマゾンという2人の新キャラクターを主軸に、前作をはるかに超えるスケールで“アマゾンズ”の物語が描かれる。
そんな本作で主人公を演じる前嶋曜とヒロインの白本彩奈に、見どころなどを聞いた。
――「仮面ライダー」は、ご自身にとってどのような存在ですか?
前嶋:悪の怪獣をやっつけて、世界を守る。困っている人を助ける印象です。物心ついた時から「仮面ライダー」をよく見ていたのですが、一番見ていたのは「仮面ライダークウガ」('00-'01年、テレビ朝日系)ですね。
白本:私は女の子だからというのもありますが、あまり「仮面ライダー」を見たことはないんです。戦隊ものでは、一度「動物戦隊ジュウオウジャー」('16-'17年、テレビ朝日系)にゲストで出演させていただきました。そういう意味では、今回「仮面ライダー」に、しかもヒロインで出演できたことはうれしかったです!
――白本さんはこれまでさまざまなドラマや映画に出演されていますが、特撮の現場はドラマなどの現場とは違いますか?
白本:演技に関してはあまり違いはないのですが、「アマゾンズ」は普通のドラマに比べて1話1話の内容がとても濃く、1話見逃すと話が分からなくなるんです。そういう意味では1話1話に気を引き締めて、ワンシーンワンシーンに魂を込めて挑みました。
とにかく皆さんの作品に対する思いはすごく熱かったですね。他の(特撮)現場の様子は分からないのでが、本当に皆さん「アマゾンズ」が大好きで、「アマゾンズ」が愛されていることが伝わってきました。だから、皆さんに満足してもらえるイユを演じたいというのが、日に日に強くなってきました。
――前嶋さんは本作が役者デビューで初主演でしたが、いかがでしたか?
前嶋:本読みの前に5回ほど、石田(秀範)監督に演技について指導してもらいました。役に成り切るまでが難しかったです。僕と千翼はクールなところとか、ピュアなところとか、似ている部分が多かったですね(笑)。
――白本さんは「自分のイユを出したい!」とおっしゃっていましたが、出せましたか?
白本:この作品の撮影が始まる前に3回くらい衣装合わせをして、カメラテストやメーク、髪形も入念にチェックがありました。スタッフさん一人一人がすごくこだわっていらっしゃって、それぞれが思うイユがあって、イユに懸ける思いもすごく大きくて。私が皆さんの思いをまとめよう思ったのですが、それは無理でした。自分なりにどうしようかと悩んだ結果、「私が思うイユでいいんだ!」と割り切って演じました。イユのキャラクターは一つじゃなく、いろいろなイユがいると思うので、いろいろな視点からイユを見てほしいです。
――本作が初共演ですが、お互いの印象はどうですか?
前嶋:すごくしゃべる、元気な女の子ですね(笑)。自分のことをよく分かっていて、僕の方が年上なのに、僕より大人な感じで中学生には見えないです。
白本:衣装合わせで初めてお会いしたのですが、入ってきた瞬間、前髪をいじっていたんですよ(笑)。現場でも、よく前髪をいじっていましたね。ファッションとかもすごく気にしていて、男の子だなと思いました。
――約4カ月がたって、お互いの印象は変わりましたか?
白本:初対面で割と前髪をいじっていて、最初は「やる気ないのかなぁー」と思ったりしました(笑)。でも休憩時間などに話をしていて、役と向き合いたいという気持ちは誰よりも強いことを感じました。懸命に自分で千翼を探す曜くんを見ていて、真面目で素敵な人だなと思いました。
前嶋:ありがとうございます! 僕は休憩中に“恋バナ”とかしていて中学生だなと思いました。周りのことに気配りできる、言葉じゃ言い表せないくらい素敵な人だなと。
――それでは最後になりますが、見どころをお願いします!
白本:一言では言えないですが、シーズン1に比べると劇的に内容の濃い作品になっていると思います。イユだったり千翼だったり、シーズン2から新しく加わったキャラクターもいるので、ぜひお気に入りのキャラクターに感情移入しながら、スリルなどを味わっていただけたらと思います!
前嶋:人が生きる意味を考えさせてくれる作品だと思います。千翼に注目して下さい!
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