渡辺大知が、7月5日(火)スタートのドラマイズム枠「ロマンス暴風域」(夜1:28-1:58ほか、TBSほか※TBS放送の初回は1:50-2:20)で主演を務めることが分かった。
同ドラマは、「おはようおかえり」「おんなのいえ」「先生の白い嘘』」「地獄のガールフレンド」など、リアルな描写で読者の心をえぐる話題作を続々生み出し続ける鳥飼茜が、アラサー男性と風俗嬢の運命の恋とその後を描いた同名コミックを実写ドラマ化するもの。
主人公は、私立高校で非正規美術講師として働く佐藤民生(通称:サトミン)、34歳。“非モテ”の人生を歩む自分にコンプレックスを抱えながら生きており、せめて人並みの幸せがほしい、とマッチングアプリで婚活に勤しむも非正規を理由になかなかうまくいかない。
さらに、追い打ちをかけるように講師の仕事も契約が打ち切りになり、次こそは正社員に、と意気込んで挑んだ就活も苦戦し、まさに人生ドン詰まり状態。そんな失意のある日、ふと入った風俗店で出会った女性・せりかに一目ぼれ。お金や肩書など関係ない“運命の出会い"を感じ、店に通いつめるようになる。
客と風俗嬢という関係から始まった民生の恋。せりかとの関係は徐々に接近していき、念願の恋人同士の”ような”関係になるも、せりかとの恋は民生に容赦なく現実を突きつけていく。肩書、年収、年齢、世の中から求められる一般的な男性像。さらに、コンプレックスにまみれた自分の内側。目を背けることのできない現実に惑う民生が求める、真実の愛とはなにか。運命の恋はどこにあるのか。
脚本を手がけるのは、「シジュウカラ」(テレビ東京系)の開真理。映画『猿楽町で会いましょう』の児山隆と、「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(MBS/TBS)の水波圭太が監督を務める。
非モテの自分にコンプレックスを抱えており、人並みの幸せを求める美術講師・佐藤民生を演じるのは、黒猫チェルシーのボーカルとして活動し(現在は活動休止中)、映画『勝手にふるえてろ』や現在放送中のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』など俳優としても活躍する渡辺。主演を務める渡辺は、「孤独を埋めようともがく人々の姿が、生々しく描かれていました。心にグサっと刺さってくるようなドラマになるよう、少しでも力になれたら」とコメントしている。
また、民生が運命の恋に堕ちる風俗嬢・せりか役には、映画「のぼる小寺さん」で主演を務めた他、映画『461個のおべんとう』『樹海村』、ドラマ「あせとせっけん」(MBS)「ダブル」(WOWOW)など多くの作品に出演する注目の女優・工藤遥が決定。
そして、民生が“ある出来事”がきっかけで、失意のどん底にいた時に出会った激安ヘルスに勤務する風俗嬢・なっちゃん役を、映画『プリテンダーズ』(2021年)で長編初主演を果たし、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の“きぬちゃん”役で注目を集め、現在放送中の「恋なんて、本気でやってどうするの?」(フジテレビ系)の出演でも話題の演技派女優・小野花梨が演じる。
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