仕事一筋で生きてきたヒロインが初めて“本気の恋”に落ちる姿を描いた「恋なんて、本気でやってどうするの?」(フジテレビ系)や、恋心を原動力に窓際新入社員から成長していくヒロインが眩しい「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(日本テレビ系)など、“女性の恋とお仕事”をテーマにした作品が印象的だった春ドラマ。
それらが最終回を迎える中、ABEMAでも新たに女性の恋×仕事を描く新ドラマがスタートする。鈴木愛理主演のオリジナルドラマ「ANIMALS-アニマルズ-」(6月23日スタート、毎週木曜夜10:00-11:00、ABEMA SPECIALチャンネルにて全8回)だ。
「ANIMALS-アニマルズ-」は、恋も夢も置き去りにしてブラックな環境で懸命に働いてきた“幸せ迷子のズタボロ女子”な主人公・鹿森海(鈴木)が新しい自分に生まれ変わる姿を描く大逆転ラブストーリー。
制作会社の情報番組ADとして必死に働いてきた海。日々の仕事に忙殺され、化粧っけもなく、夢はもちろん恋することさえも忘れて、頑張りながらも疲れ切った彼女の前に現れたのが、ツンデレ年下カメラマンと恋愛下手なベンチャー企業社長。あるきっかけで化粧品ベンチャー「ANIMAL BEAUTY」に転職するチャンスを手に入れた海は、まさかの恋心にも揺さぶられつつ、2人から刺激を受けて“なりたい自分”に目覚めていく――。
主人公のズタボロ女子・海を演じるのは、元「℃-ute」メンバーで現在はソロヴォーカリスト、モデル、女優として活躍する鈴木愛理。本作が連続ドラマ初主演作で、ほぼすっぴんの“ズタボロ女子”から新しい自分に変わっていく様子を圧倒的なリアルさで演じている。
「ANIMAL BEAUTY」コスメの広告塔を務めるカリスマモデル・風見雛(かざみひな)役をファッション誌『ViVi』の専属モデル・村上愛花が、海の妹で恋する最強女子高生・鹿森凪(しかもりなぎ)役は『Popteen』専属モデルで女優の星乃夢奈(ゆな)が演じる。
1話冒頭でまず描かれるのは、身も心もすり減らして働く海の姿だ。
ADの仕事が適職だと信じ、果てしなく自分を犠牲にして頑張り続ける海。学生時代はメイクも頑張っていたのに今は化粧っ気もなく、自分磨きは二の次、三の次。そんな自分のみじめさを直視したくなくて、同僚女子に「てかさ、聞いてよ。乳液が分離してた(笑)」と自虐コメントを吐いて薄ら笑いを浮かべる姿はなんともリアルで、痛々しい。
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