NHK連続テレビ小説「ひよっこ」で茨城出身の警察官・綿引正義を演じる竜星涼がAmeba official Press(アメーバオフィシャルプレス)に登場。ヒロイン・有村架純と6年ぶりに共演した感想や、撮影現場でのエピソードについて語った。
「ひよっこ」は現在、昭和40年代の東京が舞台。茨城から集団就職で上京したヒロイン・みね子(有村)の成長を描く。竜星が演じる綿引は、東京で失踪した夫を探すみね子の母・美代子(木村佳乃)に手を差し伸べる、心の優しい人物として描かれる。
「おばあちゃんが生きていたときに見ていた唯一のドラマが朝の連続ドラマだった」という竜星。「ひよっこ」への出演が決まった時の心境を、「もうちょっと早く出ていれば、(おばあちゃんに)見せてあげられたのかなという悔しさもありますが、嬉しい気持ちが一番です。」としみじみ。山形出身の母と一緒に第一話を見て、「母は『懐かしい~!』と畑や田舎の雰囲気を楽しんでくれていました。僕も、茨城編は台本でしか見ていなかったので、『おぉ~いいなぁ』と始まった瞬間を噛み締めましたね。」と振り返った。
みね子(有村)が暮らす東京の乙女寮で、綿引は女子工員たちに「素敵な人」と言われるなどアイドル的存在。しかし、当の竜星は「女性ばかりの現場は、完全にアウェイでした。男性スタッフさんを見つけては、ホッとして(笑)」と本音も。ドラマ「11人もいる!」(テレビ朝日系)以来6年ぶりに共演する有村については「6年経った今またこうやって一緒に作品に携われることは単純に嬉しかった」と話し、「女子寮のシーンで、男1人でどうしよう…となっていたときは、架純ちゃんに助けを求めていました(笑)」と振り返った。
現在、「ひよっこ」での綿引に加え、ドラマ「小さな巨人」(TBS系)では若手刑事役、6月公開の映画「22年目の告白」でも警察官役として出演する竜星。今後について「男同士で団結してやる作品をやってみたいです。あまり恋愛とかが絡んでいない、男同士の熱い感じの。意外とこのくらいの年代になって、学生ものとかも面白いかもしれません。」とも。インタビューでは「小さな巨人」での現場エピソードや俳優人生で心に残った言葉、モデルとしてのパリコレへの挑戦についても語っている。
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