田崎:中学生の時に、「RADWIMPS」さんの曲を友達に教えてもらい、すごくファンになりました。それで、野外フェスで初めてライブを見たときに、見ているだけでなく、アーティストの方々と同じように「私もあのステージに立ちたい」って思ったんです。歌手になりたいことをお母さんに相談したら、「背中を押すから頑張りなさい」って応援してくれて。それからは親子でオーディション情報を探して、たくさん受けました。
長谷川:カラオケに毎日通ってしまうくらい歌うことが大好きだったんですが、将来は普通に「OLさん」になるんだろうなって思っていたんです。でも、ある日大好きなおじいちゃんが亡くなって、そのとき聴いていた木村弓さんの「いつも何度でも」の歌詞が私の気持ちと重なって。その思いを歌で天国のおじいちゃんに届けたくて、地元の新潟で収録だった「NHKのど自慢」に出場したんです。そのとき、チャンピョンをいただいたのですが、おじいちゃんと同じ世代の方々に「感動したよ」と声をかけてもらったことがきっかけになって、「いろいろな人に歌を届けたい」と思うようになったんです。
田崎:私は「第2回FOREST AWARD NEW FACE オーディション」でグランプリをいただき、一人で活動をしていたのですが、萌美ちゃんが参加した第3回の時に、ゲストとして出演していたんです。そのとき歌う萌美ちゃんを見て「大人っぽい子だな」と思っていたのですが、まさかユニットを組むことになるなんて思っていなかったので、ビックリしました。
長谷川:私も、ゲストとして歌うあさひちゃんをみて、「すごく可愛いな」って思っていて、組むことを知らされたときは2人で歌うイメージができませんでした。お互い、好きな音楽も趣味も違っていて、最初は敬語で話していたくらい。でも、結成して2年目くらいのときに2人で遊園地に行って、一気に仲良くなったんです。
田崎:お互いに歌いたい曲を相談したり、ハモリの練習を繰り返していくうちに、メロディーが揃うようになって。私自身、最初はソロでいくと思っていたので、ユニットを組むことに不安もあったのですが、萌美ちゃんと歌うことで、ライブのパフォーマンスや音楽の幅が広がって、“新しい音楽”に出会えたなって思いました。
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