2023年度後期連続テレビ小説は“戦後の大スター”笠置シヅ子がモデルの『ブギウギ』 音楽は「東京ブギウギ」作曲者の孫・服部隆之氏が担当

2022/06/24 11:58 配信

ドラマ 速報

あらすじ

脚本を担当する足立紳氏※提供写真


大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真らんまんな女の子。やがて、小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思う ようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入る。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群 の歌唱力で頭角を現していく。

昭和13 年、上京した鈴子はある人気作曲家と出会い、指導を受ける中で“スウィングの女王”と呼ばれ、人気ものになっていく。

しかし、戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子 は歌や踊りが厳しく制限されてしまう。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病 気で亡くなってしまう。

不幸が重なり悩んでいた鈴子は、ある青年と恋に落ち、結婚を誓い合う。しかし、青年の家族は大反対し、 結婚はなかなか実現しない。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもるが、青年は病にかかってしまう。会えない日々が続き、そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報だった。数日後、鈴子はひとりで娘を出産する。

鈴子がひとりで娘を育てながら舞台で歌う中で生まれたのが「東京ブギウギ」だった。明るく、飾 らず、全身で歌う、鈴子の真骨頂。戦後の傷ついた日本に、その歌声が響き渡る。鈴子の歌声に合わせて、 笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていった。鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を一気に駆け上がっていく。

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