SKE48古畑奈和、約7年越しの初写真集発売に「傷が癒えた写真集になりました(笑)」

2022/06/27 06:30 配信

アイドル グラビア 会見

古畑奈和

誰かの支えになれるものを作れてよかったなと思います


――東京と沖縄で撮影をして、特に印象に残った撮影場所があったら教えてください。

(東京の撮影地が)すごくおしゃれな場所で、表現するにはすごくいい場所だなと思いましたし、すごく派手なガールズバーの「ギラギラガールズ」さんで撮影をして、こんなきらびやかな建物があるんだってビックリしました(笑)。

そこでしか出せない表情とかポージングがすごくいっぱい生まれて、「こういう表現ができるんだ」とか「こういうポーズが可能なんだ」っていうインスピレーションが生まれたので、やっぱり撮影は楽しいなって感じました。

――秋元(康)さんからの帯コメント(「156枚の写真に156人の古畑奈和がいる。その表情の一つ一つから彼女の声が聞こえてくるようだ」)の感想は?

この言葉を頂いたことによって、よりこの「感情の境界線」というタイトルが分かりやすくなったのかなって思います。

本当にこの1冊を分かりやすくまとめてくださっているんですけど、こういう言葉を頂けたからこそ、ファンの方にも1枚1枚じっくり見ていただいて、どんなことを考えてこれは撮ってるんだろうとか、どういうメッセージを伝えたいのかなって表情から読み取ってもらえる機会になるのかなと思ってすごくうれしいです。

――「感情の境界線」というタイトルを聞いたときの感想は?

秋元先生が用意してくださった中から選んで…(決め手は)響き?(笑) あと、ファンの方は私の表現力が好きだと言ってくださる方が多いので、何か「奈和ちゃんっぽいな」って思ってもらえるかなと思ってこれにしました。

――5月17日にはSKE48卒業を発表されましたが、そのことも頭にありながら撮影したんでしょうか?

このときは全く卒業のことは意識してなかったです。この写真集は卒業に向けて撮るっていうテーマではなくて、どちらかと言うと“今の私”っていうテーマで進めていたので、この撮影のときは一切卒業のことを考えずに、本当に(撮影と)向き合ったって感じですね。

1つの作品を作るために自分を変身させて、その世界観に溶け込んで、10周年の写真集なんだけどそことも切り離して、本当に作品として1冊の本で見たときにおしゃれだなとか、雰囲気良いなとか、ぱっと見でそう思ってもらえたらいいなと思って、作品として楽しんでもらいたいというのを心掛けました。

――結果的に発売時期と卒業発表のタイミングが近くなったことについては?

(撮影時に)光文社さんにも「卒業しますよ」とは言ってなかったので(笑)。私も(卒業を発表する)具体的な時期がまだあやふやだったんですよね。

でも、これを出せたことによって、ファンの方を寂しくさせない気もしています。ファンの方も悔いを残さずアイドルの私を見収められるのかなと思うと、それはアイドルとして1つ仕事を終えたというか、ちゃんと役に立てたというか。誰かの支えになれるものを作れてよかったなと思います。

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