眞栄田郷敦“マサ”は刑事もあきれる“おバカ”ぶり披露 一方で加藤柚凪“佳奈花”は悲しい決断を<カナカナ>

2022/06/28 12:06 配信

ドラマ レビュー

マサ(眞栄田郷敦)のまっすぐな性格を信じている大門(橋本じゅん)  (C)NHK 夜ドラ「カナカナ」第25回より

眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月~木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の第25回が6月27日に放送された。罠にハメられて留置場に入れられてしまったマサ(眞栄田)だったが、取り調べする刑事も脱力してしまうおバカぶり。しかし、おばちゃん(宮崎美子)や後輩たちはマサを信じて帰りを待っていた。(以下、ネタバレがあります)

マサが密輸容疑で取り調べを受ける


“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。

原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキーのマサこと日暮正直と、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花(加藤柚凪)が織りなすハートフルコメディーが展開する。

遠縁の佳奈花を預かり、親代わりとして3カ月の試用期間を過ごす“仮免ファーザー”のマサ。そんななか、マサをなぜか恨む警察署長・桐島(桐山漣)がマサの親友・勇介(前田旺志郎)を巻き込んでワナを仕掛けたことがきっかけで、マサが逮捕されてしまった。第25回は、取り調べを受けるマサを、おばちゃんや沙和(白石聖)たちは心配しながらも信じて待っていた。

大門(橋本じゅん)「察しのとおり、こいつはただのバカだ


マサが逮捕されたのは、マサの大切にしていた佳奈花にもらった絵を踏みそうになった刑事を突き飛ばしてしまったことによる公務執行妨害だった。しかし、桐島が仕掛けたワナは薬物の密輸。刑事たちはマサを取り調べるが、マサのおバカな回答にぐったり。

そこにマサが高校時代にさんざん世話になった刑事・大門(橋本じゅん)が海外旅行から帰国して取調室へ。取り調べしていた刑事は大門に「ほんとにコイツ、密輸を取り仕切っているんですか?」「何を聞いてもバカなことしか言わないんすよ」と愚痴が出てしまう。大門は「察しのとおり、こいつはただのバカだ。んな頭はねぇよ」と返した。

その大門の尽力もあって釈放されて戻ってきたマサ。大門も、マサの後輩たちもマサが悪いことはしないと信じていた。

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