総勢24名!路上発の次世代ボーイズグループ・VOYZ BOYが目指す姿とは

2022/07/07 18:00 配信

アイドル インタビュー

赤名竜之輔(左)と福井巴也(右)撮影=宮川朋久

2018年にデビューした次世代ボーイズグループ・VOYZ BOY。現在、THE YELLOW by VOYZ BOYとTHE PINK by VOYZ BOYの2チーム体制で活動している彼らが、7月10日東京・立川ステージガーデンにてライブイベント「VOYZ BOY LIVE 2022 -colorful-」を開催する。今回は、その意気込みを聞くべくTHE YELLOW by VOYZ BOYのリーダー・赤名竜之輔と、THE PINK by VOYZ BOYのリーダー福井巴也にインタビュー。ライブの意気込みや、各チームの魅力、VOYZ BOYの魅力を語ってもらった。

全員がスカウト出身!ファンはチラシ配りで獲得

赤名 竜之輔(THE YELLOW by VOYZ BOY)撮影=宮川朋久


ーーまずはおふたりの自己紹介をお願いします。
赤名竜之輔(以下、赤名):THE YELLOW by VOYZ BOYリーダーの赤名竜之輔です。好きな食べ物は、お母さんのハンバーグ、大阪府出身で21歳で8月3日で22歳になります。好きな言葉は一生懸命です。

福井巴也(THE PINK by VOYZ BOY)撮影=宮川朋久

福井巴也(以下、福井):福井巴也、THE PINK by VOYZ BOYのリーダーです。24歳でサッカーを12年間やっていました。座右の銘は「ぶっかます」です。

ーーVOYZ BOYが結成されたのは、2018年だそうですね。改めて、今に至るまでの変遷をお伺いできますでしょうか?

赤名:僕たちは全員スカウトされたメンバーで構成されていて、最初は歌もダンスも未経験だったり初心者のメンバーがほとんどでした。そんなメンバーで2018年にBoiz entertainmentが結成。最初のステージは結成の約1カ月後に新宿アルタにて行なわれたのですが、全員でうちわを配って集客して、100人ちょっとの会場を満員にしました。そのときは、赤、青、緑の3チーム体制だったのですが、翌年2019年にVOYZ BOYというグループ名に改名して、そのタイミングで巴也くんたちが入ってきました。

福井:そこからいろんな変化を遂げて、昨年末のライブでTHE YELLOWとTHE PINKの2チーム体制になることを発表したんです。

ーー現在のVOYZ BOYとは、一言でいうとどんなグループですか?

赤名:グループの中でメンバーが掲げているステートメントで"ストリート・ダイヤモンド"という言葉があります。ストリートというのは、僕たちが路上からスカウトされたからというのに加え、今までずっと自分たちの手で路上でチラシを配りながら集客してきたことにも由来しています。実際、この取材をしている今もほかのメンバーはチラシを配っているんです。

だからこそ、1人のお客さんに会場に来ていただくことの大変さをわかっていますし、ファンの方に売れて恩返しをしたいという思いが強いです。路上出身の僕らがいつか東京ドームや大きな会場でコンサートをできるようになれたらなと思っています。

赤名竜之輔(左)と福井巴也(右)撮影=宮川朋久

ーー自分たちでチラシ配りをするとなると、かなり大変そうです。

赤名:正直、暑い寒いはしんどいですね。それに渡したチラシを目の前で捨てられたこともあります。ただ、僕は会いにきてもらうんじゃなくて、僕たちのことを知ってもらうために会いに行きたい。ライブにお姫様のように着飾ってきてくれるファンの人たちを王子様のようにこちらからお迎えに行けたらなと思っています。

福井:つらいことばかりじゃなくて、すごく良いことも多いんですよね。例えば、THE PINKの木村大河は、THE PINKのタンクトップを着て半ズボンで鉢巻を巻いた姿で渋谷で「ファン募集中」と書いた旗を掲げています。最初はファンが5人くらいだったのですが、その活動を初めて以来、徐々にファンになる方を増やしていて、そういうのは些細なことかもしれませんが、1人のファンに繋がるための行動だなと勇気をもらいます。

THE YELLOWはカッコよさ、THE PINKは個性を追求

赤名 竜之輔(THE YELLOW by VOYZ BOY)撮影=宮川朋久


ーーそれぞれのチームの特徴を教えてください。

赤名:THE YELLOWは、ダンス&ボーカルが好きなメンバーが多くて、とにかくかっこいいを極めようと踊りのずれもないようにこだわっています。

福井:THE PINKは、ダンスやボーカルはもちろん、個人個人の個性や、メンバー1人1人が持っている色を尊重しながら作り上げている個性的なグループです。

福井巴也(THE PINK by VOYZ BOY)撮影=宮川朋久

ーーお互いのチームについては、どのような印象を持っていますか?

赤名:THE PINKは僕たちがないものを持っているチームだなという印象です。特にお客さんの巻き込み力や、場の盛り上げ方がすごくて同じグループにいるが心強いです。

福井:THE YELLOWは初期の頃からグループを引っ張ってきたメンバーが多く、もともとダンス&ボーカルが得意な子がいるので、自分の見せ方やダンスのそろえ方がすごいんです。見ていて「負けてられないな」と励みになります。

ーーチーム制になってから約半年、ここからそれぞれのチームをどうしていきたいですか?

赤名:とにかく歌とダンスを極めて、クオリティを上げていくことを突き詰めることしかないかなと思っています。そこに関する方向性の迷いはないです。

福井:THE PINKは今までグループの活動の中でも、MVに出ていなかった子や、新人の子が多かったんですね。それに、客観的に見てグループがやろうとしていることに納得して、そこに共感して前を向いていかないと、勝負できないだろうなと思っています。だから、メンバー全員がこれからやっていくことに納得して、楽しんでくれるようなグループにできたらなと思っています。それから、メンバー一人一人が主役であり、個性が交わって1つのグループになれたらなと思っています。