田中圭が、日本テレビ系とテレビ朝日系で中継する「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023」の“バスケットボールワールドカップ日テレ系メインキャスター”に就任することが発表された。バスケットボール経験者で、バスケットボールの大ファンだという田中は、W杯に向けての一年間、代表戦の中継や代表選手への取材等を通して、バスケットボールの魅力や日本代表の魅力を伝え、盛り上げていく。
――2023年バスケットボールW杯のメインキャスター就任のお話を聞いた時はどんな心境でしたか?
正直、「え?何で?」と思いました。バスケットボールは好きですし、日本開催のW杯が見られるというのは嬉しいです。でも経験者としてはブランクがありますし、「どうして僕なんですか?」とお聞きしたら、「専門的なことを語らない、素人っぽさがいい」と言われたので、それならぜひやってみたい!と思いました。
メインキャスターというのは初めてなので、勉強をして、詳しくならなきゃと思っています。バスケットボールを知っている方にはもちろん、知らない方にも応援して頂けるように、皆様と同じ目線で一緒に日本代表を応援できるようなメインキャスターになれたらいいなと思っています。
――田中圭さんのバスケットボールのルーツは何ですか?
一番長くやってきたスポーツです。バスケットボールが好きな母親の影響で、小学校1年生から始め、全国大会で優勝したこともあります。高校1年生まで続けていたのですが、途中で辞めてしまい不完全燃焼な気持ちもありました。
でも、社会に出てからまたバスケットボールをする機会があり、10年くらいブランクがあってもやはり楽しいスポーツだなと思え、定期的に練習に通っていた時期もありました。その時、当時まだ10代だった富樫勇樹選手とも一緒にプレーをして、仲良くなったんです。
――メインキャスターとして、どのようにバスケットボールの魅力を伝えていきたいですか?
とにかく展開のスピードが速く点が入るので、知らなくてただ見ていて飽きないスポーツだと思います。バスケットボールは、ボールを持っていない選手も緻密な計算や作戦を練って動いているんです。
一方、華麗なプレーをする選手を見て、シンプルに「うわ!すごい!」と思って頂けるだけでも嬉しいです。たくさんの方にW杯をきっかけにバスケットボールって楽しそうだなと興味を持って頂けるように頑張ります。