道枝駿佑×福本莉子×三木孝浩監督、撮影裏話を語る“すべてアドリブ”のデートシーンカットも公開<セカコイ>

2022/07/01 14:52 配信

映画

真織(福本莉子)と透(道枝駿佑)のデートシーン (C)2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

なにわ男子道枝駿佑福本莉子がW主演を務める映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(7月29日[金]全国公開)。三木孝浩監督を交えたスペシャル鼎談と、デートシーンカットが解禁された。

「今夜、世界からこの恋が消えても」


第26回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞受賞作品であり、日本、韓国、中国書籍の合計発行部数が50万部を突破(2022年6月時点)するなど、国境を超えてヒットしている一条岬の同名恋愛小説を映画化。眠りにつくと記憶を失ってしまう“前向性健忘”を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない愛の物語を描く。

道枝はなかなか“敬語”がやめられず…


今回解禁となったのは、主演の道枝と福本、そして監督を務めた三木による、現場の裏話が満載のスペシャル鼎談。鼎談では、道枝と福本が役作りのために取り組んでいたことや、監督が2人に送っていたという手紙をお守り代わりにしていつも持ち歩いていた、などといった現場での思い出が語られた。

鼎談中、三木監督から「この際だから、何か言っておきたいことは?」と問われ、「実は、カットがかかったあと、何か言いかけると思いきや、何も言わずにそのまま戻ってしまう姿にモヤモヤしていた」という2人。監督は「カット掛かった瞬間、とりあえず動き出すんだけれど、これはあえて言わないでやってもらった方ができるかなって思い直して帰っていくんです(笑)」と明かした。

さらに、監督から雰囲気づくりのためにも、現場中は敬語をやめようと話されていた2人だったが、撮影が終わる2日前くらいにやっと敬語をやめたという道枝に、福本は「もう終わるのに、このタイミングで?って思いました(笑)」と、遅すぎる切り替えに思わず突っ込みが入り、それに対して道枝も「そんなこともあったなぁ。僕も自分で思いました、遅いわって(笑)」と思わず道枝自身も突っ込んでしまうなど、終始楽しそうな雰囲気での鼎談となった。

鼎談とあわせて、2人がアドリブで演じていたというデートシーンカットも解禁。点描で描かれるデートシーンは、台詞が無くすべてアドリブでの撮影。 2人が自由に演じることにより、よりリアルなデートシーンに仕上がっている。