<六本木クラス>竹内涼真“宮部新”「生きてさえいればどんなことだって乗り越えられる」 復讐を誓った青年が巨大企業に立ち向かう

2022/07/07 05:35 配信

ドラマ

「六本木クラス」第1話より(C)Kwang jin /tv asahi

壮絶な戦いの幕開け…第1話の気になるあらすじ


2006年秋、父子家庭で育った高校生の宮部新(竹内涼真)は、愛想はないが真っすぐな性格に育ち、父・宮部信二(光石研)からの教えである「信念を持って生きろ」という言葉を胸に、警察官になることを夢見ながら父と支え合い仲よく暮らしていた。

そんなある日、信二が本社へ栄転することに伴って、新は転校することになる。その前日、これまで信二が何かと気に掛けていた養護施設に支援物資を届けるために一緒に向かった新は、信二が娘のようにかわいがる楠木優香(新木優子)を紹介されるが、不愛想な性格ゆえにそっけない態度をとってしまう。

「六本木クラス」第1話より(C)Kwang jin /tv asahi


そして迎えた転校初日。クラスに案内された新は、偶然にも優香の隣の席になり、気まずさを感じていると、突然、教室である事件が発生する。クラスメイトの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河(早乙女太一)に使い走りにされたうえに、執拗(しつよう)ないじめを受けるのだが、他の生徒だけでなく先生までも見て見ぬふりをしていた。

龍河は新の父が勤める巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)の長男で、学校にも莫大(ばくだい)な寄付をしている父の権力を振りかざして傍若無人に振る舞っていたのだった。居ても立っても居られなくなった新は、優香の制止を振り切って龍河の顔を殴ってしまう。

「六本木クラス」第1話より(C)Kwang jin /tv asahi


連絡を受けて学校にやって来た茂、そして信二を前に、茂の顔色をうかがう校長は新を退学処分にすると告げるが、茂は新が土下座をして謝れば退学処分にせずに許すと言いだす。しかし、父の教えを大切にする新は信念を貫き、「龍河に謝ることはできない」と土下座を拒否。信二はそんな新を誇らしいと言い、自らの退職も申し出て、信二は長屋ホールディングスを辞め、新は退学することを決める。

父を巻き込んでしまったことに申し訳なさを感じる新に、信二は「これからも信念を貫け」と優しく心強い言葉を掛け、親子で心機一転、前を向いて動き出すことを決意するのだが、この一連の理不尽な出来事は、やがて待ち受ける長屋ホールディングスとの壮絶な戦いの序章に過ぎなかった。