7月21日(金)に、KinKi Kidsと吉田拓郎がMCを務める「LOVE LOVE あいしてる」(放送時間未定、フジ系)が一夜限りで復活することが明らかになった。
1996年10月から2001年3月まで放送され16年ぶりの復活となる今回は、当時のレギュラー出演者である篠原ともえ、坂崎幸之助らに加え、菅田将暉と古舘伊知郎がゲストとして出演する。
KinKi Kidsと吉田ら番組バンドメンバーは、菅田と吉田の名曲「今日までそして明日から」をセッションする他、吉田にとっても思い出深いKinKi Kidsの名曲をメドレーでパフォーマンスしていく。さらに、カプセルトイを使ったトーク企画やトークテーブルの人形など、当時と変わらない番組の雰囲気も健在。
放送日の7月21日(金)は、KinKi Kidsが20年前にCDデビューをした記念日でもあり、ファンにとっても思い出深い1日になりそうだ。
【堂本光一 コメント】
「LOVE LOVE あいしてる」では、拓郎さんはじめ、そばにいるだけで勉強になる人たちに囲まれて17、18歳ぐらいで吸収することがたくさんありました。たいしてまだギターがうまくない時に“曲を作れ”と言われたりして、自然と学んでいって、自分でも本当に恵まれた環境だったなと思います。そのとき学んだ音楽が今でも息づいているのは間違いないですね。
いつの頃からか、また拓郎さんと復活みたいな感じでやれたら素敵だね、とスタッフと話していたんです。当時の番組もとても自由だったのですが、今回も打ち合わせだけでワクワクするような感じで、収録をとても楽しみにしていました。なによりこうしてみんなと一緒にやれたことがうれしくて(収録は)本当にあっという間でしたね。もっとずっと収録していたかったくらいです。
言葉で説明できない空気感みたいなものが絶対的に表れていると思います。当時を知っている人にはその空気感を感じてもらいたいし、見たことなかったという人もこの空気感の良さはわかると思うので…。“KinKiの二人、くだらないこと言ってるけど、なんかいいな”って思ってもらえる空気感、バカなこと言ってても拓郎さんがいるから収まっている、その絶妙な空気感が伝わるのではないかと思います。
【堂本剛 コメント】
当時、この番組を通してミュージシャンという人たちにたくさん囲まれて、音楽の世界にどんどん魅了されたことで、今の僕の音楽、KinKi Kidsの音楽があると思いますし、ここで培ったものひとつひとつが16年たった今でも身に染みていると実感しています。
昔と同じように自然に収録することができました。(収録自体は)素直に楽しかったです。「全部だきしめて」の演奏中のお客さんのムードも良くて、いろいろ思い出してきて、じわじわと感動がきました。スタジオで撮ったものは、拓郎さんたちとの日頃の仲を凝縮したものですが、それでも溢れ出てしまう仲の良さがオンエアにのると思います。いろいろな人に楽しんでいただける、とても良いムードの番組になっていると思います。
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