入山法子、『雪女と蟹を食う』は“宝物の作品”に 初共演の重岡大毅は「まっすぐで裏表のない方」

2022/07/07 07:00 配信

ドラマ インタビュー

入山法子撮影=阿部岳人/衣装協力=SHIROMA


「達成感があります」彩女役に手応え


――彩女はいろんな思いを秘めていますが、役が私生活に影響されることはありますか?

撮影中、役を引きずってしまって私生活に支障をきたすことはないですね。でも今回のようにクランクアップ後に、どっと疲れが押し寄せて、気を張っていたんだなと改めて感じることはあります。それだけ頑張ることができたということなので、達成感があります。

――重岡さんの印象と共演してみての感想を教えてください。

重岡さんは初共演ですが、出演されていた作品を見たり、以前舞台でご一緒したジャニーズWESTの濵田(崇裕)さんにお誘いいただいたライブで、アイドルをしている重岡さんの姿も見たことがありました。まっすぐで、裏表のない方なんだろうなという印象を持っており、実際に共演してみても、やっぱり思っていた通りの方でしたね。

――重岡さん演じる北の人物像をどう捉えていますか?

ひとりぼっちになってふさぎ込んでいたけど、彩女との出会いによって、もう少し生きてみようという楽しみができたのかなと考えると、応援したい気持ち。北さんには長生きしてほしいなと思います。

――作中には、ラブシーンも度々出てきますよね。

食欲と性的な欲求って、生きることに直結しているので、ラブシーンも描かれています。その時々の北さんと彩女の感情、行き場のない思いや痛み、「やっぱり生きたい」というような気持ちをお互いがぶつけて、消化し合うシーンとなりました。ラブシーンで恥ずかしさを感じていたら、作品や相手役の方にも失礼なので、どの作品も全力ですが…撮影のことはほとんど覚えてないです(笑)。