滝沢カレン「脳を通さないで話そうと思っている」高校講座で学習中!

2017/05/24 07:00 配信

芸能一般 インタビュー

一つに決めたら申し訳ないと思うくらいに漢字が好き


――学生時代から国語は得意だったと仰っていましたが、どのようなところが好きですか?

国語は、その人の感情によっていろいろ答えがあって、答えが一つじゃないところが素晴らしいと思っています。漢字は得意というか好きで漢字検定を受けたりしていました。漢字は全部好きで、これが好きっていうと他の漢字に申し訳ないくらいなんですね。

書き順が多ければ多いほど好きなので…例えば「籠る」とか「躊躇」とか一つの絵みたいな字が好きです! ほとんど誰も書けないと思っているので、作った人の一つの作品として好きです。

――高校時代に戻るなら、どの科目を勉強し直しますか?

社会・歴史が勉強したいかなぁ。あまり過去を振り返るタイプではなかったんですが、最近気になってきちゃった。過去を知らな過ぎて、未来に勝手な想像を抱いてしまったりしていたけれど、もっと過去の出来事を知っていれば未来へのヒントがあったかもしれないと考えています。

国語に出てくる古文も、すごい苦手で意味分かんないし、「どっかいっちゃえばいいのに」って思うけど、ただ字を見るだけじゃなくて書いた人の顔が分かって「あの人がこんなこと書いたんだー!」と思えたら少しは読む気になれるので、歴史も国語につながるかなと思いました。

――Instagramでもかなりの長文を書かれていますが、文字を打つ時に気を付けていることはありますか?

私は、Instagramは人生の本だと思って毎日1ページずつ更新しています。

ただ「今日の私服です! こんな服を着ました」ではなくて、「枯れ葉のような季節が来ましたね、今日まとっているのは枯葉にも負けないこの洋服!」と書くと、見ている人は「俺にとっての枯れ葉は違う色だけどな?」とかって、いろいろな感じ方をしてくれると思うんです。

私は小説でもそんなふうに、ただ「空が青いです」で終わらせずに、「僕は思う。100年前もこの色だったんだろうか?」と続けて書くような人が好きなんです。だから私も、Instagramでは、ちょっと作家っぽく、自分だけの本を書いているような気持ちで書いています。

「私のファッションにも注目してほしい!」と語る


――最後に、番組の見どころを教えてください。

高校生向けの番組ですけど、いろいろな人に見てもらいたい! みんながベーシックって言うならそれでもいいけど、私は「これが基本なんて誰が決めたんだ!」って思っちゃうくらい(笑)、もっと違うとらえ方をしてほしい。

私も国語の授業だと思って収録していないし、ただ面白い場所に呼ばれてるからそこに行っているだけなんです。

土屋さんから笑いを学べて、金田一さんから言葉も学べて、私もモデルとしていろいろなファッションしているのでそれも見られる! 1週間のうちの10分くらいの時間で、三つも学べちゃう! 

国語の勉強とは思わずに、お笑い番組だと思ってもらってもいいし、そんな感じで、何も固く決めずに見てもらいたいです。