日向坂46、コロナ禍の活動を振り返り「この2年間があったからこそ成長できた部分がある」

日向坂46の金村美玖、河田陽菜、上村ひなの撮影:金澤正平

今後は2期生、3期生も今まで以上に前へ


――大きな目標の達成となった3周年記念ライブを終えて、今後は2期生、3期生には今まで以上の活躍が求められると思います。

金村:やっぱり先輩たちに頼ってしまう部分がとても大きくて、ライブもそうですけど、バラエティー番組とかは1期生の方々が前に出て、その活躍している姿を見て学んでいくっていうことが多かったです。でも、徐々に2期生でも一人でいろんなところに出て活躍しているメンバーとかもいるので、個々の強さみたいなものをどんどん出して、それぞれに魅力があることをもっと知ってもらえたら強くなれるのかなって思います。

河田:やっぱり1期生の皆さんの背中をずっと見て、本当にすごいなって全部頼っているくらい頼っているので、自分も日向坂46の一員なんだなっていうのを忘れちゃいけないなっていう思いがあります。何かできるわけではないんですけど、頑張らないとなって。具体的には思い浮かばないんですけど、付いていくだけじゃなくて、みんなで参加して頑張りたいなと思います。

上村:1期生さん、2期生さんは、すごく頼もしい背中をいつも見せてくださっているので、私もこれと言って得意なことだったり、才能があったりするわけでもないんですけど、何か一つでも自分の役割みたいなものを見つけられたらいいなと思います。

渡邉美穂の卒業に河田陽菜「卒業すると決めたのがすごく格好良い」


――一方で、2期生初となる渡邉美穂さんの卒業発表がありました。同期のお二人は、先輩の卒業とは思いも違うと思います。

金村:そうですね、違います。美穂の卒業はちょっと感じ取る部分があって、「美穂はこの後どうしていくんだろうな?」みたいな、そういうことを感じ取る時があったような気がするんです。もちろん寂しいですし、ずっと一緒にいられたらいいなとは思うんですけど、目標をちゃんと持っている子で、しっかり者だし、それを応援してあげるのが私たちのできることかなと思っているので、悲しい顔を見せずに、これからの活躍を私たちは応援できたらっていう気持ちが一番大きかったです。

河田:一緒に活動していて徐々に「最後の◯◯」とか多くなってきて、寂しいなっていうのもあるんですけど、本当に美穂は誰からも愛されているので、どこに行っても大丈夫かなって見ていて思うし、日向坂46を卒業すると決めたのがすごく格好良いなと思います。

――そして4期生オーディションが行われて、そう遠くない未来に合流となりますが、上村さんは初めての後輩ですね。

上村:そうですね。やっぱりすごく楽しみです。新しい仲間が入ってきてくれることがすごくうれしいですし、このオーディションを受けてくださった子たちは、日向坂46が好きで受けてくれたと思うので、私たちも日向坂46のことが大好きですし、きっとこのグループを好きな子なら良い子だろうなって思うので、これからもまた新しい仲間と日向坂46らしさは残しつつ、新しい日向坂46を作っていけたらなと思います。

金村:早すぎて実感が湧かないです。この間オーディション開催を発表したばかりなのにって感じなんですけど。若い子が入ってくるので、もうおばちゃんの気持ちです(笑)。

河田:うれしいです。めっちゃ楽しみです。

金村:何も分からないで入ってくると思うし、私たちもそうだったので教えてあげることはできると思うので、いろいろサポートしたいと思います。

河田:気が引き締まりそうです。