【漫画】自己肯定感が低い幼馴染を毎日褒め続けた結果…尊すぎる友情に「こんなん泣いちゃう」「最高に感動した」の声

2022/07/22 18:20 配信

芸能一般 インタビュー コミック

【漫画】自己肯定感が低い幼馴染を毎日褒めつづけた結果…画像提供/吉良いと

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、自己肯定感が低い幼馴染と自信に満ち溢れた主人公という正反対な2人の友情を描いた『幼馴染は今日結婚式を挙げた』をピックアップ。商業誌や同人誌などで活躍中の漫画家・吉良いとさんが、友人の結婚式に出席したことをきっかけに描いたという今作。Twitterに投稿するやいなや、1話だけで7.5万件以上のいいねが集まり、「こんなん泣いちゃう」「二人とも良かったねぇ」「Happyなのに泣きそう」など、さまざまな反響のコメントが寄せられた。この記事では、作者の吉良いとさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。

自己肯定感が低い幼馴染に毎日「綺麗だよ」と伝えつづけたら…

「幼馴染は今日結婚式を挙げた」より画像提供/吉良いと

主人公・マミは、憂鬱な気持ちで幼馴染・ミズキの結婚式会場にいた。子どもの頃から自己肯定感が低く、いつも前髪で顔を隠し、俯いていたミズキ。そんな彼女に対し、マミは「ムカつく」と言いながらも毎日のようにそばにいて、肯定し、励まし続けてきた。そして迎えたミズキの結婚式。かつて「マミと一緒にいられたらそれだけで幸せ」と言っていたミズキはどこにもいない。ミズキにはもう、自分以外に「綺麗」と言ってくれる人がそばにいる。まるで肉親や恋人を奪われたかのような喪失感にかられるマミのもとに、ウェディングドレスをまとったミズキがやって来た。「私綺麗になったでしょ? マミが自信をくれたおかげだよ」。これまで2人で見た風景や楽しかった時間が走馬灯のように思い出され、顔をあげると自然と涙があふれ出る。「〜〜〜〜〜うんっきれいぃぃぃ」声にならない声で、マミはまたミズキをほめる。幸せそうに笑うミズキの姿は、今までで一番綺麗だった。

自己肯定感が低くいつも教室の隅で俯いていたミズキと、整った容姿にサバサバした性格で、おそらくクラスの中心的存在だったであろうマミ。そんな正反対の2人が育んできた友情の物語に涙腺を崩壊させる人が続出、3回に分けられた投稿を合計して、なんと約12万以上のいいねが集まり、大きな反響を呼んだ。

マミとミズキを対比させる描写や、ところどころに散りばめられた伏線など、短編ながらも非常に満足度が高い今作。作者の吉良いとさんに、創作の背景やこだわりについて語ってもらった。