マーベル・スタジオの最新作「ソー:ラブ&サンダー」が7月8日に劇場公開を迎えた。それを記念して、キャプテン・アメリカ、アイアンマンと共に“アベンジャーズBIG3”を構成する雷神・ソー(クリス・ヘムズワース)の魅力とともに、これまでソーが登場してきた過去作について振り返る。(※以下、過去作品の一部ネタバレを含みます)
まず、ソーがメインとなった映画はディズニープラスで配信中の「マイティ・ソー」「マイティ・ソー/ダークワールド」「マイティ・ソー バトルロイヤル」。
第1弾となる「マイティ・ソー」は、最強の戦士だが傲慢な態度により神の国・アスガルドから人間界に追放された王子・ソーが、地球とアスガルドを襲う危機に立ち向かう物語。ソーは闇の力から地球を守る戦いをする中で、真のヒーローとは、そして本当の強さとは何なのかを学んでいく。兄の居ぬ間にアスガルドを支配しようともくろむ弟・ロキ(トム・ヒドルストン)との対決も見応え十分だ。
そして第2弾となる「マイティ・ソー/ダークワールド」は、「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」後の世界が舞台。宇宙の秩序を取り戻すべく、ソーが地球を含む9つの世界すべてを守るため戦う中で、ソーへの復讐(ふくしゅう)を誓うマレキス率いる古代の軍が再び宇宙を覆う。あまりにも強大な敵を倒すべく、ソーはいつ裏切られてもおかしくない宿敵・ロキと手を組み、マレキスらに立ち向かう。共闘するシーンでは“兄弟の絆”を感じ、思わず涙することができるのだが、それゆえにラストシーンの衝撃も大きい。
第3弾の「マイティ・ソー バトルロイヤル」は、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の後の話。アベンジャーズの一員として、地球を守るために戦ってきたソーの前に、邪悪な敵・ヘラが突如現れる。ヘラは、ソーの最強の武器・ムジョルニアをいとも簡単に破壊し、圧倒的なパワーでソーを宇宙の果てに弾き飛ばしてしまう。遠く離れた星で囚われの身となったソーは、かつて共に闘った“戦友”のハルクと対決する。
そして同作のすぐ後の物語である、6つすべてを手に入れると一瞬で全宇宙の生命の半分を滅ぼす無限大の力を得る“インフィニティ・ストーン”を巡る戦いを描く「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、最凶最悪の敵“サノス”により、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命が半分に消し去られてしまう中…ソーら生き残ったヒーローたちが逆襲する「アベンジャーズ/エンドゲーム」へと物語が紡がれる。なお、上記「アベンジャーズ」作品はいずれもディズニープラスで配信中だ。
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