貫地谷しほりが7月24日(日)から日本語吹き替え版初放送となる「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」(毎週日曜夜11:00-、NHK総合※初回のみ夜11:10スタート)にて主演・アストリッドの声を務めることが明らかになった。
同作は、頭脳派の文書係と行動派の警視の女性バディーが難事件を解決するフランス発ミステリー。論理的で繊細な頭脳派の文書係アストリッドと直感的で大胆な行動派の警視ラファエルの正反対の女性バディーが、絶妙のコンビネーションで難事件を解決する。
ーー「アストリッドとラファエル」を最初に見た印象は?
海外ドラマの吹き替えは久しぶりです。今まで英語とか中国語の作品の吹替えの経験はありましたが、フランス語っていうのにまず、「おーっ! フランス語かー」と思いました。すごく新鮮に聞こえて、フランス語のドラマを吹き替えるっていう新鮮さに面白いと感じました。ミステリーというジャンルは祖母が好きだったこともあって、子どものころからよく見ていて、私も好きなんです。「アストリッドとラファエル」を私が吹き替えできるんだと思ったら、すごくうれしかった! と同時に、プレッシャーもあります。元気な役柄は今までもやった事がありますが、今回は繊細な部分を抱えている人物だと思うので、どこまで元気度合を出すか、そういう自分の中のレベル調整がすごく難しくて、四苦八苦しながらやっています。
ーーアストリッドの魅力は?
まず一つは誰も気付けなかったポイントに誰よりも早く気づいて、きっかけを見つけ出して、そこから真実にたどり着いていくという、そのプロセスが痛快です。でも「スーパーヒーローではない」ということを、監督やプロデューサーから説明を受けました。彼女の苦悩や、色々なものを含んでいる役柄っていうのが、すごく魅力的だなと感じています。ある意味、天才的ともいえるひらめきがあって、その分、セリフは大変です。タラララララーと、いきなり証拠になる物質の名前など、すごい手がかりを言い始めるんです。目が離せない人物なので、この先物語がどう進んでいくのか、私自身も楽しみにしています。