臼田あさ美「娘との時間があるから人生が楽しい」育児と両立しながら、連ドラ初主演で女優として躍進

2022/07/09 08:00 配信

ドラマ インタビュー

「ちょい釣りダンディ」場面写真より(C)阿鬼乱太(秋田書店)2019/「ちょい釣りダンディ」製作委員会2022


安心感のある現場でのびのびと


――初めて主演を務められ、新たな発見はありましたか?

発見しかなかったです。今まで見えてこなかったものが見え、味わったことのない経験をさせていただきました。ただ、自分が主演だと意識し過ぎず、今まで通りいただいた役を精一杯演じるため、気負わずに臨みました。共演者の上地(雄輔)さんは20年程お付き合いがあり、太田(莉菜)さんはプライベートでも交流がある友人、川瀬(陽太)さんも共演経験がありました。安心感があり、皆さんが支えてくださっていることを感じました。

――釣りシーンの撮影はいかがでしたか?

撮影の都合上、本気で釣りを楽しむ時間が少なかったので、釣りがしたい気持ちが募る一方でした。ハプニングもあり、「釣れた!」と喜ぶシーンでは、魚が元気すぎて逃げていってしまい、逆に釣れないシーンの撮影では、エサを付けてなかったので釣れないはずなのに、魚が掛かってしまったことがありました(笑)。

――魚を触るのは苦手ではなかったですか?

私は苦手ではないですが、「フィッシュグリップ」という素手を使わずに魚を掴む道具があって、むしろそれを使う方が魚に親切だったりするみたいです。便利なアイテムも出てくるので、魚を触るのが苦手な女性の方でも「これならできるかも」となると思います。

―― このドラマでさらに釣りブームが加速するといいですね。

そうですね!一人でもふらっと行ける手軽さが描かれているので、このドラマが釣りを始めるきっかけになってくれたらうれしいです。また釣り好きの方にとっても、この場所でこのエサで釣れるんだというような発見や、仕掛けの豆知識など新鮮な情報も出てくるかもしれません。

――手際の良さを見せないといけない点で、苦戦したことはありますか?

最初は竿を組み立てることも不慣れでした。でもスタイルに正解があるわけではないので、自分のやり方というのが自然と身についてきて、ぶれずに自分のやり方を通してできたかなと思います。