Sexy Zone・佐藤勝利の“最恐”ミステリー、トレンド1位発進 「怖い!」「考察見るのも楽しい」と話題に<赤いナースコール>

2022/07/12 14:16 配信

ドラマ レビュー

事故に遭った翔太朗(Sexy Zone・佐藤勝利)。「赤いナースコール」第1話より(C)「赤いナースコール」製作委員会

Sexy Zone佐藤勝利の主演ドラマ「赤いナースコール」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)が、7月11日にスタート。放送中から「#赤いナースコール」「#赤ナス」のほか、Sexy Zoneが歌うオープニング曲の「#Sleepless」がTwitterトレンド上位に入り、放送直後には「#赤ナス」が1位になるほど注目を集めた。(以下、ネタバレを含みます)

本作は、秋元康が企画・原作を手がける完全オリジナルドラマ。佐藤演じる春野翔太朗とその恋人・三森アリサ(福本莉子)が事故に遭い入院した病院で起こる奇妙な現象と、病院の外で起きている連続殺人の謎に迫る、“最恐”ミステリー&ノンストップラブサスペンスだ。

車ごと崖から転落した翔太朗が目を覚ますと病院のベッドの上に


新鋭脚本家の翔太朗は、恋人・アリサの両親に挨拶するために、車でアリサの実家へ向かっていた。その途中、山道で突然現れたトラックを避けようとして、車ごと崖から転落。翔太朗が、目を覚ますと病院の大部屋にいた。病院に担ぎ込まれた時の翔太朗は血だらけで、意識を取り戻した時の傷跡なども、なんともリアルで痛々しい。

大ケガを負いひとりで動けない翔太朗だが、気になるのは恋人・アリサのこと。もうろうとした意識の中で、担当医・石原祐二(板尾創路)と看護師・山根ミク(ベッキー)にアリサのことを聞いても、はぐらかされてばかり。一命を取り留めて女性病棟にいると聞かされ、少しホッとする翔太朗だったが、アリサに会いたくて仕方ない。

偶然入院した病院は、医師も看護師も入院患者も何かがおかしい


翔太朗が入院している313号室には、腎機能障害を患う津田八郎(山本浩司)、眼窩底骨折・肋骨骨折の症状を持つ下塚半太(ラバーガール大水洋介)、腫瘍マーカーが高い松井時雄(木村了)、肝硬変を患う後藤田健斗(森田甘路)、椎間板ヘルニアの滝中良一(橋本淳)がいた。みなどこか影というか、重々しい雰囲気をまとっていた。

そんな時、自分のバッグにスマホがないことに気づいた翔太朗がナースコールを押そうとする。すると、なぜか313号室患者全員が全力でそれを制止しようとし始めた。しかし「別に押してもいいけど」という滝中の言葉に、津田が「好きにさせてやれよ。まだこんな時間だし」と言う。ナースコールを押すと何があるのか、時間が関係あるのか、とても気になるやりとりだ。

病室では刑事による事故の事情聴取も行われた。刑事第一課の工藤文世(池田鉄洋)は明らかに何かを疑っている様子だ。工藤はドライブレコーダーがオフになっていたこと、翔太朗のスマホが見つからないことを疑問に感じ、翔太朗に話を聞きに来ていた。病院外で起こっていた連続殺人事件と、この事故に何かつながりがあると勘ぐっていたのだ。

工藤が捜査してる連続殺人事件は異様だった。死因、性別、年齢、一切共通点はない。共通しているのは、耳、目、指、足首、頭……被害者の体の一部が必ず持ち去られてること。このようなサイコパスの犯罪が、どこで翔太朗たちの事故とつながっていくのか、ナゾが深まる。