西島秀俊“ことりん”が癒やしに 永野芽郁“佐奈”との相合傘には「ジーンとした」の声も<ユニコーンに乗って>

2022/07/13 18:44 配信

ドラマ レビュー

「ユニコーンに乗って」第2話より(C)TBS/撮影:加藤春日

永野芽郁が主演を務める新火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第2話が7月12日に放送された。小鳥(西島秀俊)の誠実であたたかな人柄が存分に描かれ、視聴者からも「ことりん可愛い」の声が続出。小鳥と佐奈(永野)が互いを気づかい合う“相合傘”シーンにも感動の声が上がり、Twitterでは「#ユニコーンに乗って」が放送後トレンド入りする反響があった。(以下、ネタバレがあります)

慣れないIT企業での業務に四苦八苦


ユニコーンに乗って」は、教育系アプリを手掛けるスタートアップ企業「ドリームポニー」のCEO・佐奈のもとに、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマン・小鳥が部下として転職してきたことから始まる“大人の青春”ドラマ。仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を爽やかに描く。

第2話では、いよいよ小鳥の新入社員としての日々が始まった。

「相互フォロー」「アクティブユーザー」など聞き慣れないIT用語に戸惑い、社内チャットのログインに手間取り、初日から“即戦力”とは言いがたい働きぶりの小鳥。さらには、佐奈に「“(共有)ファイル”に入れておいて」と言われたデータを出力し“(クリア)ファイル”に入れてデスクに置くなど、古巣である銀行との企業文化の違いから大きな思い違いをする場面も。

それでも小鳥はへこたれない。勘違いやミスを指摘されれば「すみません」と素直に反省し、笑顔を忘れず、わからないことは調べて吸収していく。同僚たちも親しみを込めて“ことりん”と呼び始めるなど、素直なキャラクターのおかげもあって年齢差のわりには違和感を与えていないようだ。

「自分の仕事に誇りをもっていれば…」

「ユニコーンに乗って」第2話より(C)TBS/撮影:加藤春日


それに、決して笑われているばかりのポンコツ社員ではない。自分で思いついた“体験会”を成功させたり、その人柄から独自に人脈を築いたり…。企業風土に戸惑っているだけで、社会人としてのスキルの高さ、経験値は随所にうかがえる。年下ばかりの職場で働くことにもやりづらさは一切見せず「自分の仕事に誇りを持っていれば、どんなことでもやりがいに変わりますから」と笑顔を見せる。