この撮影が行われたのは3月11日。2011年、“被害者の最期の声を伝える”というコンセプトで東日本大震災後にスタートした「遺留捜査」について、上川はかねてから「大震災の直後、役者として何ができるのかを見出しかねていた僕に、届けられる何かがあることを示してくれた作品」と特別な思いを抱いており、撮影当日は上川の申し出により、現場で1分間の黙とうが行われた。
高い所はむしろ好きなほうなので、今回のレスキュー訓練の撮影にはワクワクしながら臨ませていただきました。実は過去に一度、消防士役をやらせていただいたことがあり、懐かしさを覚える体験でもありましたが、改めてレスキュー隊の訓練の過酷さの一端を味わうことができ、とても貴重な時間となりました。
撮影当日(3月11日)は皆さんにお願いして、1分間だけですが、黙とうを捧げさせていただきました。この日、人命を救う任務に当たっておられる消防局の訓練所で撮影をさせていただいたことにはとても不思議なご縁を感じました。決して11年前の震災を忘れることはありませんが、ひときわ当時のことを思い返す一日となりました。
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