二宮和也の後輩イジり炸裂 SixTONES京本大我「ちょっとうれしい」

2022/07/14 21:10 配信

映画 会見

映画「TANG タング」ジャパンプレミアイベントに登壇した二宮和也撮影:山田健史

二宮和也SixTONES京本大我が7月14日、都内にて開催された映画「TANG タング」ジャパンプレミアイベントに、満島ひかり市川実日子小手伸也奈緒かまいたち(山内健司濱家隆一)、景井ひな武田鉄矢三木孝浩監督と共に出席。ナルシストを演じた京本に対して、二宮が「プライベートとそんなに(変わらない)」と言うなどイジりを連発し、京本が「ちょっとうれしい」と喜ぶ一幕があった。

本作は、ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」が原作で、日本国内でもシリーズ累計発行部数38万部を超えるベストセラー。主演の二宮演じる、妻に捨てられ人生に迷うダメ男・健が、記憶を無くした迷子ロボット「TANG」と出会い、大冒険を繰り広げる。

二宮は「無事に映画ができたご報告と、憧れのかまいたちさんと共演することができて、本当にうれしく思っています」とあいさつ。山内がすかさず「本当にやめてください」と制す一方で、濱家は「そんなに緊張することないんで」と器の大きさを見せるような発言で笑いを誘った。

また、二宮は会場に集まった多くの観客を見渡し「僕自身もこんなにたくさんの人の前に出たのは本当に久しぶりなので、懐かしさすら感じています」としみじみ。撮影については「すごく楽しかったです。CGの技術もめちゃくちゃ上がっていますし、動きの中で規制されるものが多いのかなと思っていたんですけど、ほとんどそんなことはなく。自分が行く方に動いてくれたりとか、自分なりにハンドリングができたので、すごいなと驚きがありました」と、ロボット“タング”のCG表現に感心していた。

さらに、ナルシストなロボットデザイナー・林原役の京本は「皆さんすごくリアリティーなお芝居をされる中で、ちょっと二次元チックな“鏡をめちゃくちゃ見る”とか、“髪をファサってやる”とか、なかなか現実にいない仕草みたいなものをどれだけリアルにやるかというのがすごい難しかった」と告白。

三木監督が「ナルシスト感のある役なんですけど、下品にならない。お家柄なんですかね。品の良さがにじみ出ている」と京本を評価すると、京本は「普段はがさつでスキンケアもなんもしない人間なんですけど、今回限りは本番の一週間前からちゃんと泥パックみたいなのをやってみたり、“林原スイッチ”を入れて頑張っていました」と打ち明けた。

すると、二宮がナルシストな役柄を演じた京本について「プライベートとそんなに(変わらない)」とポツリ。京本は慌てて「ちょっとちょっと! イメージが! まだそんなにイメージ浸透してないんで!」とナルシストを否定したが、二宮は「役作りしないんだぁって(思った)」と続けた。

京本は「ひどいっすよ! そんな感じだったんですか、二宮くんって。ずっと優しかったのに。(撮影現場では)一回もイジってこなかったじゃないですか」と二宮のイジりに目を丸くしながらも、「ここにきて急に。びっくりしました。でもちょっとうれしいです」とはにかんでいた。

映画「TANG タング」は、8月11日(木)より全国公開。

◆取材・文=山田健史