満島ひかり、二宮和也との夫婦役に自信「アイドル力ありました」

二宮和也(嵐)と満島ひかりが7月14日、都内にて開催された映画「TANG タング」ジャパンプレミアイベントに、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)、かまいたち(山内健司、濱家隆一)、景井ひな、武田鉄矢、三木孝浩監督と共に出席。満島が、二宮との夫婦役に「アイドル力ありました」と自信をのぞかせる一幕があった。

本作は、ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」が原作で、日本国内でもシリーズ累計発行部数38万部を超えるベストセラー。妻に捨てられ人生に迷うダメ男・健(二宮)が、記憶を無くした迷子ロボット「TANG」と出会い、大冒険を繰り広げる。

健の妻で、法律事務所で弁護士としてバリバリ働く絵美を演じた満島は、二宮との夫婦役での共演を「すごく楽しかったですよ。撮影の合間も撮影始まる前もなんか『ファ～、おはよ～』っておしゃべりして」と両手をひらひらと振りながら回顧。二宮は「そんなにばかみたいじゃない。楽しそうにしていたけど、そんなに手ふわふわしてた？」とツッコミを入れた。

満島は「ファ～みたいな感じ。ファ～って芝居して、またお芝居終わったらファ～って」と楽しそうに振り返り、二宮は「俺ら現場でずっとこうやってた？」と満島と同じように両手をひらひらと揺らしながら困惑していた。

また、満島は「私も昔、歌って踊るとかいうことをしていたんですけど、(満島と二宮の)二人の夫婦が画面に映ると、意外とアイドル力ありましたよ。ふふっ」とアピール。二宮が「ね。あったあった」と同調すると、満島は「ありましたよね！　すごいキラキラしてた。三木さんに本当に感謝。『かわいく撮りますから』ってずっと言ってもらって、二人の夫婦、めちゃくちゃかわいいです」と胸を張った。

二宮は「まさかこのジャンルで共演するとは思ってなかった。もうちょっとシビアというか。こんなにカラフルな作品で出会うとは思っていなかったので、びっくりしています」と満島との今作での共演が意外だったそう。「僕らのレベルで言うと、もうこれはミュージカルです。歌っていないだけで」と華やかな夫婦であることを伝えていた。

映画「TANG タング」は、8月11日(木)より全国公開。

◆取材・文＝山田健史